大俵一平 自己紹介
長野県への移住が人気だという。
衝撃である。
宝島社発行の『田舎暮らしの本』によると、移住したい都道府県ランキングで、長野県が1位となったという。
2006年から以降、18年連続で1位だというのだ。
私からすれば狂気の沙汰である。
考え直したほうがいい。
長野県での生活は、そんないいものではない。
のんびりと生活などできない。
寒いし。
現代の田舎暮らしには、何気に金もかかる。
そのうえ、皆、口を揃えて「仕事がない」という。
私も無職である。
いや、農業の手伝いをしている。
実は、住んでいる人間だってそうもよくない。
長野県人は、偏屈が多いのだ。
その証拠に、こんなレポートを書いたものなら、私は地域社会から袋叩きにあい、抹殺されてしまうだろう。
それでも、長野県の実態をレポート(駄文)していきたいと思う。
ぜひ、その意気を買い、調査費として500円ほどのサポートをお願いする次第である。
念を押しておくが調査費である。
その500円を貯めて、真澄(長野の日本酒)を買おうとなど、かけらも思ってないとだけは申し上げておきたい。
それはそうと、自己紹介である。
私、大俵一平は、長野県の中部で生まれる。
郡部の中山間地域である。
地元生まれの両親に養育を受ける。
18歳で上京。
以降、30年を東京で過ごす。
体重は80キロ。
特技はこれといってない。
いわゆる、無芸大食という男である。
コロナの流行により実家へ戻る。
そのときは「のんびりと生活できる」と思っていた。
それから3年が経つ。
今思うことは「なんと長野県は住みづらいのか!」ということである。
私はまだ、実家だからいい。
賢明なあなたは「山がきれい」だとか「空気がうまい」くらいで長野県に移住などしてはいけない。
とんでもないことになる。
繰り返すが、狂気の沙汰である。
とにかくもだ。
長野県に移住するのは、私の独自調査が終了してからでも遅くはない。
レポートの続きを待たれよ。
大俵一平