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派遣労働者を正社員に!          キャリアアップ助成金を活用しよう


キャリアアップ助成金(正社員化コース)の助成対象が拡充されました!

『キャリアアップ助成金』とは
有期雇用労働者、短時間労働者などの非正規雇用労働者の
企業内でのキャリアアップ等を促進するための助成金制度です。

結構メジャーな助成金です。

中小企業が、有期雇用を正規雇用(正社員)にすると、
1人あたり 57万円 助成金がもらえます。
2人を正社員にしたら、114万円ももらえてしまいます。

雇入れから6か月以上3年以内に転換とか、給料を5%以上あげるとか
要件はいろいろありますが、おいしい助成金ですね。

そのキャリアアップ助成金の助成対象が拡充された ってこと。

https://www.mhlw.go.jp/content/11650000/000734978.pdf

内容は、
紹介予定派遣労働者を、派遣先で正規雇用労働者として、直接雇用した場合に、1人あたり85.5万円 助成されます。
今までも、派遣労働者を派遣先企業が直接正社員として雇用した場合に、
通常の57万円に28.5万円の加算がありましたが、
今回の拡充は次のとおりです。

【要件】
 ・令和2年1月24日以降にコロナの影響で離職
・就労経験のない職業に就くことを希望
・紹介予定派遣後に派遣先企業が、正社員として直接雇用
・派遣先企業の就業規則に、派遣労働者を直接雇用する制度の定めがある
・直接雇用前の期間が、2か月以上6か月未満でも対象となる など
その他にも支給要件あり。

ところで、紹介予定派遣とは、なんでしょうか。

『紹介予定派遣』
派遣先の企業に直接雇用されることを前提として、
派遣期間中に、直接雇用の契約を結ぶかどうかを企業と派遣社員がそれぞれ検討し、双方の合意が得られた場合はそのまま直接雇用となります。
いわば、派遣期間が試用期間となるわけです。
そのため、紹介予定派遣で派遣されたからといって、必ず直接雇用されるとは限りません。

紹介予定派遣のメリットは
労働者側は、正規雇用前に職場の雰囲気とか業務内容がわかる、
企業側は、労働者の能力などを確認することができる。
つまり、雇用のミスマッチを防ぐことができるってことですかね。

検討してみてはいかがでしょうか。(ってだれが?)

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