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8月企画展示「涼」

2024年8月25日(日)まで、涼をテーマに展示販売を開催しております。

【イパダガラス】海や空を映すガラスが美しい、濱舘寛氏と村木未緒氏の工房

イパダガラスは鈴廣かまぼこの里から徒歩10分ほどの場所にある濱舘寛氏と村木未緒氏の工房です。「素材の持つ美しさをシンプルに引き出すこと」「普遍性のある形をピュアに求めること」を理念に、作品を製作しておられます。
「イパダ」とは津軽のことばで「風変わりな」という意味です。
水や光など、自然から着想を得てつくられたお二人の作品はシンプルかつ独創的なデザインガラスの可能性に魅了されます。


【工房橙】みかん灰から神秘的な青の釉薬を作る、陶芸家鈴木隆氏の工房

小田原生まれの鈴木隆氏。生まれ育ったご実家がみかんを栽培していたとのこと。
みかんの剪定で切り落とされた枝葉の灰を利用してつくったオリジナルの釉薬「みかん灰釉」を使って作品を作り上げます
「みかん灰釉」から生み出される特徴的な透き通ったブルーは、ほかの木々からは出せない色なのだとか


【深川製磁】「フカガワブルー」と呼ばれる青の染付を生み出した有田焼の窯元。

佐賀県有田町にある「深川製磁」は、世界中から「フカガワブルー」と名付けられる唯一無二の青を表現する窯元です。一般的磁器の焼成温度よりも50〜100℃ほど高温となる、1350℃で焼くことで透明感がある奥深い青が生まれるのだそうです。
ブルーワイナリーシリーズは、100年の伝統を持つ吹き付け技法を用いた染付で吉祥紋様のぶどうを描いています。透き通るような白い磁肌に映える「フカガワブルー」がとても美しい作品です。