見出し画像

『価値を付けて売る』という小さなチャレンジ

西野さんのオンラインサロンに入って、書き込みのある中古本を販売する『しるし書店』というサービスを知りました。

通常の買取店では「価値ナシ」と言われる書き込み中古本が、ここでは価値を持つのです。

しるし書店とは

西野さんがクラウドソーシングで支援を募って作られたサービス(アプリ)です。

▼アプリダウンロードぺージ
しるし書店

▼CAMPFIRE
誰でも古本屋を出店できるプラットフォームを作りたい

「店主が読んで、店主が"しるし"を入れた世界に一冊だけの本」を取り扱う古本屋さん

みなさんも、本を手放すときに大手買取店に売り行かれたことがあると思います。書き込みのある本を「買い取れません」と言われ、「そのまま引き取ってください」と言った経験はありませんか。

しるし書店では、書き込みをした本が売買されます

今まで仕方なく引き取ってもらっていた本たちが、日の目を見る日が来た(来ていた)のです。

誰でも「オリジナル商品」を販売できる

わたしは紙の本が好きです。最近では収納場所や子どもに破られるという問題から電子書籍に移行していました。

ですが、しるし書店があるなら、再度紙の本を買うことにします。

自分の視点を盛り込んだオリジナルの本を作り、子どもの頃に憧れていた「本屋さん」になってみたいと思います。

しるし書店での売り方を考える

しるし書店のいろんな店主さんを見ていると、大きく二つのタイプに分かれています。

・付加価値をつけた『希少本』として定価以上で販売する
・『中古本』として、一般的な買取価格以上、定価以下で販売する

私は、付加価値を付けて販売する方法を選びます。

自分がどんな価値を付けられるのか、価格をいくらで設定するのか、考えがいがあって面白そうです。

購入していただけたら、次はどのような評価(感想)となるのか、怖くもあり勉強にもなり、とても楽しみです。

しるし書店のルールを掴む

しるし書店の各店主のお店を回ってみました。
※お店には登録者の名前(Facebook名)が自動的に付けられます

売れているお店の共通点は以下の通りです。

・プロフィール欄をきちんと書いている
・各本の説明は意外とシンプル
・SNSとの連携をしている

プロフィール欄や本の紹介欄だけでは、『どんな視点からしるしをつけているのか』などの、そのお店、その本独自の情報があまり得られません。

しるし書店だけの情報では、定価より高いお金を払うことへの確信・安心が持てないと感じました。

実際に売れている方は、しるし書店内でお客様を増やすのではなく、SNS等ほかの場所で不足している情報を補っているのかな?と思います。しるし書店はあくまで、最終的なやりとりの場所、と考えた方が良さそうです。

マーケットはとても小さい

先月の販売上位ランキングを見ていたとき、1冊の販売でランキング入りしていました。1冊売るだけでランキング入りできるくらい、小さな市場ということですね。

しるし書店で売上を伸ばすためには、この市場への参加者を増やす活動も行う必要がありそうです。

実際に、しるし書店を広めるために動かれている店主さんがいらっしゃいました。

しるし本の「出口」を考える

私が気になったのは、『販売した本のその後』あるいは『購入した本のその後』です。

しるし本を買って、読んで、楽しんで、身に着けて、「もうこの本は卒業」となったとき、きっとめちゃめちゃ手放しづらいです。

思いが詰まっているし、ごみの日に捨てられないし、どこかへ売りにも行けません。自分にとって必要なくなったとき、しるし本は『重い』です。

ランキング上位の方は、『売った本を買い戻す』という方法で、この問題の答えを用意されているようです。

購入してくれた方が、本を手放したくなったら連絡してもらうか、自分のしるしを入れてしるし書店に出品してもらうか、という方法を取ろうと思います。

まずは自分で購入

何も分からない状態からのスタートなので、ランキング上位の方のお店から1冊購入してみました。どのような流れなのか、どのようなしるしが入っているのかを勉強させていただこうと思います。

小さなチャレンジです

私はこれまで、自分自身を市場に売りに出すようなことを、ほとんどしてきませんでした。

どうしたら選ばれるか?
何を改善したらいいか?

このしるし書店で、ひとつずつ検証しながら取り組んでいきたいと思います。

サポートしていただきました資金は、全額西野亮廣さんの絵本または本を購入するために使用します。西野さんの世界観を把握して、夢幻鉄道の二次創作(小説)を書きます。