○○○を食べたいボク。

都内IT企業に勤める28歳。 あれもこれも食べたいと食事中もずーっとメニューばかり見て…

○○○を食べたいボク。

都内IT企業に勤める28歳。 あれもこれも食べたいと食事中もずーっとメニューばかり見ている。

最近の記事

あの「カツとじ」を食べたいボク。

「グツグツグツグツ」 熱々の一人用土鍋で卵と出汁ダレがカツを絡みあげる音。 あの「カツとじ」を食べたいボク。 学生の頃からお世話になっているチェーン店のカツとじ。時に無性に食べたくなるものだ。学生時代のサークル終わりに先輩に奢ってもらうのだが、価格が若干高くて食券機のボタンを押すのに躊躇していたのが懐かしい。ほんとはサイドメニューのフライドポテトも行きたいところだが、その時ばかりは我慢我慢。また翌週に一人で行き、今度は何にも縛られることなく思う存分食べたいものを食券機でポチ

    • あの「レバー」を食べたいボク。

      「ジュッ、、サッーッ。」 熱々の鉄網でレバーが焼き上がる音。 あの「レバー」を食べたいボク。 レバーと言えばあの店というのが決まっている。雑居ビルの1Fに大衆焼肉スタイル。いつも混雑していて、前もって電話予約しておかないと入れない。テーブルはベニア板で、椅子は瓶ビールケースをひっくり返したもの。席に着くとビニール袋を渡されて、アウターをしまって封をする。大衆焼肉スタイルで個々のテーブルには換気扇が無い。いつも大きな窓を開けての換気スタイルだが、この季節は寒くて窓も閉め切って

      • あの「ラムチョップ」を食べたいボク。

        「ジューシュッ。。」 かぶりつく音。 あの「ラムチョップ」を食べたいボク。 スーパーに行くとたまにお肉コーナーに並んでいる。初めて食べるのはお店で食べてみたい。高級なお店で出されるイメージだが、気軽なバルっぽいところでも食べられるそう。店内中央には焼き場があり、店内には香ばしさとハーブの香りが広がっている。ガタイが良く、威勢のいいお兄さんたちがもくもくと煙に揉まれながら焼き上げる。この感じのラムチョップが食べたい。 いただきます。 ラムチョップ。チョップ?の形かな?名前の

        • あの「おにぎり」を食べたいボク。

          「ミシミシ、、ミシ。」 土鍋の蓋を開け、お米と空気が絡む音。 あの「おにぎり」を食べたいボク。 今日は祝日。普段はリモートワークでお昼飯はサクッと家で済ませている。花粉は嫌だけど天気いいから11時ごろ家を出発。行列が嫌いだからピークタイムより早めに行くのがボクルール。お店は商店街の大通りから少し入ったところ。入り口のガラス張り部分から中を覗くと常連っぽいおじさんが一人奥のカウンター席で赤星中瓶を飲んでいる。空いてる。ラッキー。主は割烹着をまとった品のあるおばちゃま。このおば

        あの「カツとじ」を食べたいボク。