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人生ゲームの勝利条件

最近、TEDをよく観るようになった。

そして、スピーカーのテーマを自分でも考えることにした。具体的には朝の通勤前にTEDを観て、通勤中にそのテーマについて考える。

これが楽しい。

今まで本を読むとき、記事を読むときは内容を理解して、「そういうもんなんだ。」と吸収しがちだったけど、そこに自分で考えてみるステップを混ぜてみた。というよりも今まで自分の頭で何も考え無さすぎた...。

A game to create a world without war.

個人的にこのスピーチのテーマだと感じたのは以下です。

"人生ゲームを通して世界中の子どもたちの価値観をお互いに理解させる"

人生ゲームというボードゲームの勝利条件がゴールした時の財産量。これに違和感を持ったスピーカーが "人生ゲームの勝利条件 = その人の価値観が反映されるもの" と考え様々な人生ゲームを作っていく。そして、その人生ゲームを世界中の子どもたちが遊ぶことでお互いの価値観を理解し合える。と言ったスピーチだと解釈しました。とても良いスピーチ。

自分ならどんな勝利条件にするか。

よく、 "人生のゴールは?" とか "10年後にどうなっていたい?そこから逆算してみよう" とか "将来どうしたいの?" とかとかリアルでも本にも言われますがその度に耳が痛くなる。今でさえいっぱいいっぱいなのに先のことは知らん。ってなる。本当は考えなきゃいけないのだけど...。

今回も、例えば5年後に自分がどういう状態であれば人生ゲームに勝利したと言えるのかを考えてはみたものの、5分で思考が停止した。本当に考えるの苦手...。

なので、ゲームという言葉を大きく見るようにして、これとこれとこれのどれか1つでもクリアしてたら勝利でえーやん。という自分ルールを追加してみた。

1. 好きなことを仕事でできていること。(サービス作り、社会貢献)
2. 新しいテクノロジーに触れた生活をしていること。
3. 給料が現在の1.5倍になっていること。

ディテールは書かずざっくりと見えますが、結構考えて3つ選定。この中の1つでもクリアしていれば勝利としちゃいます。

そして、人生ゲームはゴールまでの道中、良いことが盛りだくさんですが、同じくらい悪いことも盛りだくさん。だから、山あり谷あり前提で考えられるのも良いところかな。道中1回でも失敗したらもうダメだ。ではなく、そんなこともあるねー、1回休もう。みたいな道中がいい。最悪やり直してもいいし。もう1回やり直そう。みたいな。

相手の人生ゲームも考えてみる。

話している相手であったり、サービスを提供する相手であったり、価値観=人生ゲームの勝利条件であるならば、人それぞれの人生ゲームがある。恐らく今の時代だと財産量を勝利条件にしている人の方が少ない気がする。

最近よく、立場や考え方の違いを踏まえて "相手の正義、自分の正義" を切り分けて考えるようにしている。ボブ・ディランのこの言葉も好き。

"君の立場になれば君が正しい。僕の立場になれば僕が正しい。"

立場とかその時の考えとかではなく、もっと大きく相手のことを考えるとなると、相手が定義する人生ゲームの勝利条件を考えると良いのではと思った。 

"仕事で活躍していること""結婚していること""スタイルがいいこと""社長になっていこと・起業していること"。

様々な勝利条件を持っていて、そのために道中を進んでいる人がたくさんいる。だから、それを知ることも大切なのではと思う。

そうすれば、話す内容も変わってくるし、その人に向けて提供したいサービスのアイデアも出てきそう。

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