今までのナンバーワンを覆されるような

今日はお休みだったので、映画を見ました。

前から見たかった『シング・ストリート 未来のうた』。

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最高のひとことです。

SNSですごく話題になってただけあるなーと。

好きなポイントがいくつかあるので書かせてください。


①まずはストーリー。

さえない日々を送っていた主人公のコナーが、毎朝学校の前の養護施設に立っていた女の子ラフィーナの気を引くために学校の友人たちとバンドを始める。そこをきっかけにコナーは変わり始める…。

この「さえない男子があることをきっかけに変わり始める」っていう設定がとても好きです。さえない男子にとっても感情移入してしまうんですよ、自分がさえないから(笑)自分を変えるために(好きな女子を振り向かせる、嫌いな自分を変えたいなど)、なにかアクションをするっていうの、今まで自分もたくさんやってきたし、自分を見ているかのように映画を見てしまうのですよね。映画が終わった後にはもうぼろ泣きです。今回はしなかったけど、今回は心がほっくほくになりました。


②80年代がどつぼ!

映画の舞台が1985年という、80年代ミュージック、80年代ファッションなど、美術の要素がどつぼにはまりまくってます。

80年代ミュージックは、そこまで詳しくないんだけど、聴けば「うわ~~~好き!!!」っていう曲が多い。古っぽい曲調とか、キラキラした音とかがとても好きです。目には見えないけど、輝いて感じる。わたしの好きな音楽は、もうゴリゴリのロック、SlipknotとかKornとか、ギターとベースとドラムしかいらねえ!キーボードってなんだよいらねえ!ってずっと思ってたんだけど、キーボードが入るだけでバンドの印象ってガラッと変わるんだなあと最近気づかされました。それを踏まえてみるともう心がワクワクしてたまらなかった。The Cureが途中で出てくるんだけど、The Cureはとっても好きなバンドなので嬉しかった。そしてばちばちに影響を受けて劇中バンドが作った曲がむっちゃ好きです。(涙)

80年代ファッション、これはもう色使いやらアクセサリーの合わせ方が全部好き。原色をとても使ってて、ぱきっとした色がひとつのコーディネートに多いんだけれども全然ごちゃついてないし、バングルとかネックレスとか、じゃらじゃらつけてるのが最高にクールでござるな。。髪型とかも、ふぁっふぁっで、自分を強く見せてる、自己主張強めなファッションが好きなんだなあと思います。憧れも抱いているんだと思う。挑戦したい~。


③劇中バンドが作る曲が最高にいかしてる

劇中バンド「シング・ストリート」が作る曲がまあ名曲なのです。

80年代のバンド、デュラン・デュラン、The Cureなどの曲の特徴を最大限に取り入れて作られていて、この世代に生きていた人は身体が踊りだしちゃうぐらいにアゲなんだろうなあ。世代じゃない22の私でも身体が動いちゃうぐらいに最高です。詞もまたいいんですよね、コナーの書く詞。18歳が書くような、未熟で青臭い感じね。なんとも表現しがたい…。とりあえず、「うんうん、はあ~いい」みたいなかんじね。(わかりづらいね。。。)

バンド経験者なら絶対に楽しめる。曲作りのシーンとか、メンバーで集まって合わせてるシーンとか、本当に懐かしいし、なんかもうおいしい味がするシーンが多すぎる。笑


好き好きポイントが紹介できたところで締めたいと思います。

音楽も恋愛も青春も、ここまで詰め込められますか!ってぐらいに凝縮されたとても素敵な映画でした。ここ数年で1番良かった映画だな。

順位はつけるの難しい。「500日のサマー」は越えられてない。笑

同じぐらいかなあ。。。あれはもっと名作かもね。

もう1回見たいぐらいに、何度も見れるぐらいに好きな映画にランクインです。あの頃を思い出したいときに見よう。


#映画

#シング・ストリート


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