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【行ってきた】保育園がやってる常設カフェ「ちゃちゃカフェ」

先日、長男を保育園に送っていった後のこと。
同じクラスの育休ママ友と立ち話になった。
なぜか保育園からしばらく行った道端で、自転車にまたがったまま、赤子をおぶったまま。かれこれ10分くらい。

…どっか移動しよう。時間ある?

お互いの家の方向にあるお茶ができそうな場所を考えながら自転車をゆっくり漕ぐ。ファミレスはあるけど、バー〇ヤン。まだ朝9時台で中華ファミレス。いや、ドリンクバーだけに用があるからべつにいいっちゃいいんだけど、うーん。

そして次の瞬間、思い出した。バー〇ヤンの手前の保育園に併設されたカフェのことを。ずっと気になっていたけど、入ったことはなかった。よし、あそこへ行ってみよう。

このすぐ横は保育園の入口。
地域の保育園ではあるけど、我が子の通っていない園に入るのはなんとなくドキドキする。

けどこんな風に書いてくれてる。わぁい。はいりまーす。

そもそもちゃちゃカフェって?

茶々保育園がやってるカフェってことらしい。
茶々保育園とちゃちゃカフェの概要はこちら

子どもだけでなく、大人も憩いと安らぎの時を過ごせるために。
そして、人と人が素直な気持ちで向き合い、交流を広げるために。
(中略)園内だけでなく地域の方々にも開かれた場としています。
この空間でたくさんの人が上質なリラックスを味わってほしい。
そして、欧米のカフェのように、ここから新しいつながりや
人と人が交流することで生まれる価値を広げていきたいと思います。

おぉぉぉ。そうだったのか。

実はこの園、長男の保活時に説明会に行っている。

まだこのカフェ併設の園ができる前で、カフェについての説明もされたが、保護者向け説明会だったこともあり「お母さんお父さんが、お迎え前にホッと一息つけるスペース」としての紹介が主だった気がする。当時、地域に向けて云々みたいな話はふわっとほんのりしてたくらいの印象だったので、色々考えて取り組んでる法人だったんだなーと改めて認識(ちなみに長男の保活時は落選)。

中に入ってみると

さて、話を「行ってみた」に戻そう。

オシャレーーー!!
思わず一緒に来たママ友と「わぁーーー!!すごーい!!」。
店内BGMはこれだった。カフェ王道ってかんじですな。

入ってすぐに大きめのテーブル、椅子6脚。
手前のボードに記名。保険の関係で必要とのこと。
大人/子どもという欄もあった。ここで宿題をやっていく小学生もいるらしい。

奥にはカウンターが4席。写真にも少し写っているが、絵本から実業系の本まで書籍もいくらかおいてある。

定員はテーブル席と合わせて10名というところか。

ドリンクはセルフ。Nespressoのマシンとタブレットがコーヒー、お茶各1台ずつ。ちょっと素敵なフレーバーラテとか数種類ある。スリーブまで提供されているし(何かの格言が一枚ずつ手書きされている。細かい…誰がやっているんだろう)。またしても「キャーーーすごいねぇーーー♪」とテンションが上がる私たち。冷たいお水ももちろんある。利用者数カウントの都合上コップは1人1個という制限はあるが、フリーだし、そんなこと全然気にならない。
そしてなんとwi-fiが飛んでいる。コンセントがある。保育園でまさかのコワーキング環境…!

1杯お茶を飲みながら、私とママ友は
・きょうだい児の保活振り返り
・小学校の話(主に学童保育の話題)
に興じた。1時間ちょっと。

保育園カフェに入ってみてわかったこと

テーブル席から見える景色はこんなかんじだった。

ちょうど保育園の玄関先、お散歩に行く子たちが見えるの。
手とか思わず振っちゃう。私は。一生懸命バイバイしてくれる子も、それどころじゃない子もかわいい。和むー。

けどそうじゃない人も、保育園の玄関先とほどよい距離感がとられてるので園児に注目しなければいけない感もなさそう(これ多分ちゃんと考えて設計したと思う)。つかず離れず同居している感。これが絶妙。

こういう場所があったら、遠くからえっちらおっちら歩いて買い物に来るじーちゃんばーちゃんが、ちょっと子どもらを愛でながら一服休憩できたのに。近所にあった激安スーパー、どうしてなくなっちゃったんだ(けっこう繁盛してた)。

ワークショップなんかをやるには小さいし、コワーキングスペースとしてはやや物足りない気もする。
が、このこじんまりさ、最低限の内容というのが、地域コミュニティ内の休憩所としてほどよいのかもしれない。むしろ潔いと思える。
保育園にある、というその立地も重要だしね。

もっと詳しく知りたい方はこちらを。

こんな素敵なカフェでなくてもいい、せめて園内で子どもの好きな絵本を親と一緒に1冊読んで帰れる、そんなスペースが我が子の園にもあったらなぁ。

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