Mリーグの目無し問題解決法

目無し問題について


たまに話題になる麻雀の目無し問題について少し考えてみた。
まず、麻雀はバスケットボールやサッカーのようなスポーツや囲碁・将棋が1対1であるのに対し、1対Nのゲームのため競技にすると目無しが発生する事がある。

プロリーグなのであれば、リーグ運営側でルールを定めるのがベストだが、今回は考え方を示しただけだったので解決案を考えた。

競技性が…というプロからは反対が出るかとも思うが、そもそも麻雀に競技性を持たせるのであれば、不完全情報を排除し時間制を導入するなどが必要と考えている。
Mリーグは競技ではなく、現状のままスポーツ寄りの考え方で発展すべきと考える。
私個人とすれば、ポーカーのようにギャンブルとして発展して欲しかったが…

解決案

解決案はファイナルの方式変更で検討したが、セミファイナルもあわせて変更しても良いかと思う。
細かい調整は必要だと思うが、そのままでも今のルールより魅力的なファイナルとなる可能性が高いと考える。

■レギュラーシーズン
変更なし

■セミファイナル
変更なし

■ファイナル
案①ファイナル進出は4チームとし、3戦先勝のチームが優勝の方式へ変更
〈課題〉
・スケジュールが変動する(3〜12半荘)ため、放送や表彰式の日程調整が必要

案②ファイナル進出を2チームとし、各チーム2名ずつの計4名で12半荘行う
〈課題〉
・通しの対策が必要(技術による差し込みと通しを使った差し込みかの判別が必要)

個人的なおすすめは案②。
理由としてMリーグは「チーム」を押し出しているが、現状は個人の集まりをチームと読んでいるに過ぎない。
バスケットやサッカーが一つのボールをチームメンバーでシェアをし戦うのに対して、麻雀では単純に個人として戦い個人で得たポイントの足し算となってしまっている。
そうではなく、チーム2名で同卓する事でチームメイトへの差し込みの技術や、能力が劣るチームメイトを勝たせるなどで本当のチームプレイを行う事ができる。


最後に

私はNBAなどのスポーツもよく見るので、どんなプロリーグにもエンターテイメント性は必要だと思っている。
ただ、NBAがバスケットボールがうまい人間がエンターテイメントを理解しているほに対して、Mリーグはエンターテイメント性がある人間が麻雀をしている。
この違いは非常に大きく、本当にプロリーグとして考えるのであれば改善すべき点だと思う。

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