「サクッと」が美味しい理由
今日スナック菓子を食べていて思った。
この味が食べたいんじゃなくって、「サクッ」とした食感が欲しいんだなと。
スナック菓子や米菓を食べるのは、酒のつまみか、YouTubeを見る時のおともが多い。
あと、ストレスが溜まった時。
なにかを適当に噛みたくて、無心になりたくてついつい「サクッ」に手が伸びている。
それに、「サクッ」をするととても気持ちがいい。奥歯に力を込めると少しの抵抗感から一気に殻が崩れ、同時に頭蓋骨に音が響く。これ一種の依存性があるんじゃない?と思うほどの心地よさを感じる。白砂糖やカフェインにまで依存性があるとか言われている現代になら、「サクッ」にも依存性があるとかそろそろ言われそうだなってふと思った。
なんでこんなにも「サクッ」がいいんだろう。特に味覚や食の好みの専門家でもない普通の大学生がない頭を使って考えた結果は、
「サクッ」は遥か昔からのご馳走の食感に近いから
新鮮な食材は歯切れが良くみずみずしい。反対に腐りかけの物は食感も悪くなっている。
野菜でも肉でも歯切れが良くて口で解けるものの方が美味しいし、高級な物として売られていると感じる。たとえ同じ味だったとしても繊維が残らないほうが美味しい気がしてくる。美味しさって教えられたわけでもないんだけど、本能的に新鮮なものを美味しいって思ってるよね私たち。
そしてやっぱり、「サクッ」も歯切れがいい。なんなら、私の中の歯切れ1グランプリが「サクッ」だと言っても過言ではないくらい、。
だから「サクッ」は新鮮で美味しいと感じてしまうのでは?と思った。
こんなに「サクッ」のことを考えて何がしたいんだと言われればそれまでだけど、こんなに考えるほど私は「サクッ」の虜なのだ。
じゃがりこのサクサク、ポテチのサクサク、柿の種のサクサク、ビスケットのサクサク…
少し考えただけでも自分の大好きなお菓子ばっかりが浮かんでくる。もう依存だと言われてもやめられないし、やめる気もない。もし早死にするとか言われたとしても本望だとも思ってしまう。これからも「サクッ」を沢山食べて脳汁出して生きていきたいな。
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