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サイダーハウスルール

主人公ホーマーの波瀾万丈な人生を綺麗に写した映画でありつつ、妊娠・堕胎について誤魔化さずに過不足なく触れていてとても素敵な映画だった。

私はまだ22歳で、普段なら妊娠は遠いと感じてしまう年齢。けれども、ホーマーの心の動きには自分に近いものを感じて、いつの間にか他人事とは思えなくなっていた。

映画を観進めていくと、望まない妊娠をされた方に対する理解の浅さを痛感した。私の生まれ育った場所では若くして妊娠をする人が少ない。環境を言い訳にしていいわけではないが、妊娠という話題に触れる機会も少なく、理解も浅かった。
弱い立場にいる人たちは見落とされてしまいがちだからこそもっと自分から知ろうとしていきたいと思った。

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