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生まれた頃からエホバの証人

我が家は、両親がエホバの証人です。
父は長老、母は元開拓者でした。

生まれた頃から、
エホバの証人として育ちました。

家族での聖書研究
父との個人研究
週3回の集会への参加
伝道活動

物心ついた時から
それが苦行だったことを今でも覚えています。

でも
したくない
できない
やめる
とは、とてもではないが言えない
そんな雰囲気を幼い頃から感じていました。

嫌でも、やるしかない。と。
あながち、間違いではないですが
家を追い出される
と思っていたような気がします。

幼稚園、保育園へ行かなかった私は、
自分以外の家庭が
一体どんな感じなのかわかりませんでした。

小学校に入学し、
あ、私の家はおかしいんだ。異常なんだ。
と気づいたのを今でも覚えています。

そして、同級生たちに
バレたくないといつも思っていました。

しかし、ついていけないテレビの話題
アニメの話、アイドルの話、
何より、小さい学区の中で
あそこの家は宗教をしている
ということは有名だったと思います。

なんとなく、ずっと浮いた子でした。

しかし、
模範的な子でいなければいけない
親を悲しませてはいけない
エホバが見ている
という概念が頭から離れず
「世の人」と教えられていた
同級生たちに心を開くこともできず
自分はどうして生まれてきたのだろう
という思いをずっと持ったまま
日々を過ごしてきました。

大人になった、今の私は
エホバの証人をやめて
まるで元々エホバの証人だったことなど
忘れてしまったかのように
生きています。

それでも時々無性に
嫌だったこと、辛かったこと、
消えたかったことを
思い出してしまったり
結局自分は誰にも
理解してもらえないんじゃないか
という考えに支配される時があります。

ゆっくり更新していきますが
少しずつ
このnoteに色々なことをまとめて
整理していけたらなと思います。

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