最近読んだ本の感想①
日販コラボありがとうございました!!!!!
今年も山ほど本を買いました。
Twitterでの短文じゃ足りないな~もうちょい本の話がしたいな~と思ったので、雑多に書きます。
老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界
本の概要(動画もおすすめ)
本店が横浜の、関東をメインに展開している書店『有隣堂』にはYoutubeチャンネルがある。
チャンネル登録者数20万↑と、企業Youtubeではなかなかの盛況っぷり。
お堅いイメージのある書店Youtubeが何故生まれたか?何故ハネたのか?
制作チームがこれまでを振り返る本です。
↓好きな回(めちゃ序盤ですが)
感想(見方を変えると・・・?)
一言でまとめると『有隣堂Youtube奮闘記』でしょうか。
括りとしてはビジネス書らしいのだけど、内容がエッセイじみていて、企業Youtubeやるぞ!という人にはあまり役に立たないんじゃなかろうか……という印象でした。
おおざっぱな流れとしては
・社長からの「つべやるぞ!」という一声
・最初は上手くいかず
・ツテで有能つべP起用
・ツテで有能MC起用
・社長とPとMCのおかげで上手くいったよ!
って感じ。
属人性が高過ぎて……という感じが……。
(途中でつべのアナリティクスを~みたいなこともチラっとあったのだけど、それも「色々調べて頑張りました!」しかなく……)
参考になりそうなところとしては「上が口出しせず、現場が自由にやる」でしょうか。全体的に自由な空気がありそうなことはつべ動画でもこの本でも感じました。というか逆に言うとそれくらい。
「Aという手段を取りました。Aが必ずしも良いとはいえませんが、状況的にそれ以外選べませんでした。結果、Aで上手く行きました」みたいなのが散見され、エッセイかなこれは、という感じ。
あ、はい、そうすか。という印象でした。
ただし。
この本をビジネス書ではなく、つべチャンネルの視聴者向け、と捉えると、かなり良い本なのではないか、と思います。
この本で繰り返し説かれていたのが
「Youtubeを観る層はそんなに本を読まない」
ということ。
つまり、つべチャンネルのメイン層に読書家が少ない(と想定している)。
そんなつべファンが「つべチャンネルの本出たって!」と思って買うとして。ゴリッゴリに硬いビジネス書はお呼びでしょうか。
このくらいライトで、チャンネルの歴史を追えて、裏話も聴けて~という本の方が良いんじゃなかろうか。
その意味ではターゲット層に届く素敵な本だなと思います。
実際、読んでて「有隣堂って素敵な会社だな~いいな~」という気持ちにとてもなったし、元々有隣堂好きだったけどもっと好きだな!いいな!と思えました。知らんかった飲食展開もお店行ってみたいな~となりました。
まとめ
・チャンネルの歴史や裏話を知れる本
・ビジネス書としてではなく奮闘記として読むと楽しい
・有隣堂は素敵な会社だよー!!
こんな感じでゆるっと感想書いていこうと思います。
積読はまだまだたくさんあるんだぜ!(何故なら去年のコラボで買った本も積んでるから!)
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?