初頭効果と終末効果を使って、仕事や副業の生産性を上げる方法

こんにちは、大成信一朗です。
 
仕事や作業をする時、一番集中して生産性が上がるのは、いつかわかるだろうか?
 
答えは、始めと終わりである。
仕事や作業を始める時、一番エネルギーが充実しているから集中できて生産性が上がる。
終わりでは、「もうすぐ終わるから頑張ろう」とラストスパートをかける。
 
これは「初頭効果」と「終末効果」と言われる。

初頭効果と終末効果とは?

初頭効果とは、初めの印象や情報が全ての印象を決めるという心理法則である。
いわゆる、第一印象だ。
ちなみに、第一印象は最初の7秒間と言われている。
 
しかし、ここでいう初頭効果は少し違う。
仕事や作業を始める時、最初の数分から数十分の集中力が高く、生産性が上がるという行動面での法則である。
 
終末効果とは、終わりの印象や情報が物事の印象に大きな影響を与えるという心理法則である。
前回、ピーク・エンドの法則について書いたが、それのエンドにあたる心理法則だ。
ピーク・エンドの法則については、こちらの記事を読んでほしい。
→ ピーク・エンドの法則で仕事や副業のアウトプットの評価とパフォーマンスを上げる方法

初頭効果と終末効果を使って、仕事や副業の作業の生産性を上げる方法

初頭効果と終末効果とは、要するに仕事の始めと終わりは集中力が高くて生産性が上がるというものである。
 
この法則を意識して使えば、普段の仕事や副業の作業の効率を上げることができる。
具体的に言うと、仕事や作業をぶっ続けでやるのでは、間に休憩を取るのである。
 
例えば、本業の時間が9時から12時で、1時間の昼休憩を挟んで、1時から6時とする。
すると、初頭効果と終末効果が働くのは、午前中に1回と午後に1回の合計2回である。
 
ここで、午前中に1回、午後に1回休憩を入れるとする。
すると、初頭効果と終末効果が働くのは、午前中に2回と午後に2回の合計4回となる。
ぶっ続けで働くよりも初頭効果と終末効果の時間が2倍になる。
 
さらに。
休みを入れるべき理由は、初頭効果と終末効果の時間が増えるからだけではない。
人の集中力は長くても90分しか続かないので、ぶっ続けで仕事をすると、集中してない時間が増え、生産性が下がるのである。
詳しくは、こちらの記事を読んでほしい。
→ 90分ごとに休めば夕方も集中できる
 
なので、初頭効果と終末効果の時間が増やすのと、集中して仕事をする時間を増やすため、90分以上続けて作業をする時は休息を取ろう。

初頭効果と終末効果を使って作業効率を上げよう!

仕事や副業の作業をする時、始めと終わりの数分から数十分間は生産性が高い。
これを初頭効果と終末効果という。
 
初頭効果と終末効果は休みを入れるとリセットされるので、仕事はぶっ続けでやらずに間に休憩を取ろう。
ちなみに、人が集中できる時間は90分なので、90分ごとに休憩を取ろう。
そうすれば、初頭効果と終末効果の時間が増え、集中できていない時間が減るので、生産性が上がる。
 
今日から、仕事の合間に休みをしっかりと取って初頭効果と終末効果を活用して作業効率を上げよう。
 
大成信一朗

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