韓流エンタメ感じた事~TBSとCJグループ業務提携?

まずは、PR TIMES配信記事を御覧下さい。

最新号の韓流ぴあでの日本でもお馴染みの韓流エンタメ番組某MCのコラムによるとTBSとCJENMが戦略的パートナーシップ協定を結んだと紹介した。私自身も初耳だし、この報道を意外と見落としている韓流エンタメファンも多いのでは。しかし、なぜTBSがCJENMと戦略的パートナーシップ協定を結んだのか?プデュJAPANのオーディションが成功したからその余韻で結んだムードがある。もちろんTBSも以前からバラエティー番組コンテンツを海外へ販売した実績もありCJENMへの提供の狙いも分からない訳ではない。

しかし、CJENMは韓流エンタメファンならご存知のとおりMnet、TVNなどの放送局があり今の韓国テレビ局でも勢いがある。TVNはドラマ、Mnetはオーディション、MUSIC COUNTDOWN、音楽賞MAMAなど看板コンテンツもある。TBS側は地上波での放送はプデュJAPAN以外厳しいからBS-TBSやTBSチャンネルなどで放送の可能性はあるものの放映権の懸念もある。

某MCは韓流ぴあで自然の流れとコメントしているが、では次の懸念にはどうお考えだろうか?

1)TVNといえばドラマが最近は強い。特に「愛の不時着」や「梨泰院クラス」などの韓国内での視聴率が高いドラマは現在NetFlixが放映権を持っているはず。TBSもただでさえ、経営がコロナ禍で厳しいはずなのにNetFlixから放映権を買えるの?しかし、NetFlixの視聴環境にない韓流ドラマファンにとっては希望が出てきた戦略的パートナーシップ協定だがNetFlixはネック。


2) 近日放送のMnetオーディション番組ガールズプラネット999はMnetと日本のAmebaが同時放送。Amebaはテレビ朝日グループ系列の配信テレビ局。TBSはこういう事も承知でCJEと戦略的パートナー提携を結んだの?

3)年末開催予定のMnet主催の音楽祭のMAMA。MnetとTBSチャンネルは同時放送できるの?

4)コロナ禍で日韓共に感染者が多い中戦略的パートナーシップ提携の効果はあるの?このような状況化でTBSとMnetは共同番組制作できるの?

意味がある戦略的パートナー提携ならお互いプラスになるかもしれないが、現状はマイナス要素が多く厳しいと見ざるを得ない。唯一可能性があるなら今年残念ながら解散してしまったアイズワンのMnet制作番組がTBSチャンネルで観るチャンスは出てきたのかもしれない。この点とプデュジャパンぐらいしか戦略的パートナー提携にプラスの要素が見当たらない。この動向は今後も注視したい。

本日も拙い文章ながらお読みいただきどうも有難うございました。

#CJENM #TBS #Mnet #TVN