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アイデアを形にするコツ① :まず0を1にする

やってみたいことがあるのに、なかなか一歩を踏み出すことができない。
アイデアはいろいろ浮かぶが、それがアイデアのままで終わってしまう。
そんな経験、ございますか?
私は数え切れないくらいあります。

はじめまして。企画プロデューサーの大木と申します。
2011年の東日本大震災をきっかけに、会社の仕事とは別に、約200の個人プロジェクトを形にしてきました。

これまでの活動を通して、たくさんの失敗がありました。
逆にうまくいくことも、色々ありました。
多くの失敗と成功の体験によって、私の中に「アイデアを形にするコツ」や「企画づくりのノウハウ」が蓄積されました。
それらを、このnoteの場を使い、ご紹介していこうと思います。

最初の投稿である今回は、「まず0を1にする」というコツについて書いてみたいと思います。

あなたには、今、やってみたいことや形にしたいことはありますか?
私が今、形にしたいことは、本を出すことです。
個人の活動を通して得たノウハウを、本にできると嬉しいなと思っています。
我ながら、壮大な夢だと思います。

なんとか実現したいと思うものがある時、私は必ず「まず0を1にする」ということから始めます。
達成したいことが100だとしたら、まず0を1にする。
まずは小さく動いてみる。
その小さな活動の実績を足掛かりに、動きを少しずつ大きくしていく。
そして動きを継続することで、望む成果にたどり着く。
このような活動の起こし方です。

最初に行う動きは、小さければ小さいほど良い。
それが私の考えです。
まずは、「できて当たり前の簡単なこと」から始めてみる。
それが小さな実績を〝確実に〟つくるコツになります。

「本を出したい」と思った私が最初に行ったことは、「ノートを1冊買うこと」でした。
これが自分に課した小さな活動の実績です。
ノートを1冊買うことは、できて当たり前の簡単なことです。
この目標を立てた日の午後、私は文具店でノートを1冊買いました。
そして、小さく確実な一歩を踏み出すことができました。

次に立てた目標は、「本の中で自分が書きたいことを、ノートに10個書き出すこと」でした。
10個程度なら、楽しく簡単に書けそうです。
ノートを買った翌朝、電車の中で、私はその目標を達成しました。
本を出すための2歩目を踏み出すことができたのです。
このような、小さな活動の実績を積み重ね、1か月後には本の企画書をまとめることができました。

正直申し上げれば、本を出すという目標までは、まだまだ遠い道のりがあります。
しかし、少なくとも私は0を1にしました。
そしてやりたいことを形にするための行動を、今も継続しています。
過去の経験上、この取り組みの先には、何らかの形ある成果が待っていると思います。
(それは本という形ではないかも知れませんが)

後回しにする言い訳

実現したいことを数値であらわすと、100になるとします。
多くの人はその数の大きさにたじろぎ、動き始めることを後回しにします。
そして言い訳をします。
今は時間がない。いつか時間に余裕ができたら始めよう。
今はお金がない。いつかお金に余裕ができたら動いてみよう。
今はまだ企画がしっかりまとまっていない。企画が完璧なものになったら動き出してみよう。
このようなことを自分自身に言い聞かせます。
そしていつ来るかわからない「いつか」に自分の夢を託します。
私もそうでした。

過去の自分を振り返り、今あらためて思います。
時間に余裕がある生活なんて、なかなか訪れない。
仮に訪れたとしても、その時は別のことに意識が向いてしまう。(旅行とか)
お金もそう。まとまったお金は簡単には手に入らない。
仮に手に入ったとしても、その時は別のことに使ってしまう。(旅行とか車とか)

思い立った今、何をするか

大切なのは、思い立った今、小さくて良いから動きをつくることです。
望む成果に向けて、小さな一歩を踏み出すことです。
当たり前ですが大事なことを言います。
人に「意思決定と行動の自由」が与えられているのは、今という瞬間だけです。
過去にも未来にもその自由はありません。
今この瞬間にだけ、人は決めることができるし、行動することができる。
どうやらそのように、この世界はできている。
だから今、まずは小さく動いてみる。
動き始めるためのきっかけをつくってみる。
それが今回ご紹介した、「まず0を1にする」という行動の技術です。

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次回は、「目標設定の考え方」について、記事を書いてみたいと思います。
お楽しみに。

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