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我が子が生まれて思うこと

先日無事に6ヶ月を迎えた息子。
生まれて1ヶ月ほど悩んでいた完母授乳も成長と共に軌道に乗り、
いつのまにか首も座り、ここ1ヶ月で寝返りや寝返り返りをマスター。
現在は離乳食にチャレンジしつつ、ずり這いやお座りの習得を目指している。

驚くべき反応の良さで、あやすと
ウキャキャキャ!へへェ!ハハハァ!
と笑う、笑う。

かわいい。

まんまるのビー玉のようなキラキラしたお目目も紅葉の花のような小さなおてても
モチモチのちぎりパンのようなムニムニの手足も
ポカポカの太陽のような笑顔も
ケラケラ弾むような元気な笑い声も
紙をクシャッと丸めたときのようなシワシワの泣き顔も
んなーーーというネジ巻きのような泣き声も
動きも声も、すがたかたちも
もうその存在自体が

全部かわいい!!

親バカってなんなんだろうと思ってたけど、これは親バカにもなる。

我が子ながら本当にかわいい。


一方でだ

ニュースを見ていると
子どもが事故に巻き込まれたり、事件に巻き込まれたり、戦争に巻き込まれたりといった内容をよく見かける。

我が子を産む前からも、そういったニュースを目にしたときには人並みに心を痛めてきたものだったが、
我が子を産んでからは、これまでとは比べ物にならないほど悲痛な気持ちになってしまう。

もし、我が子だったら。
時と場所が違えば我が子だったかもしれない。
これから我が子にも起こるかもしれない。

そう考えるだけでたまらない。
生まれてきたかった命が失われる。
生きたかった命が失われる。
大事な体に大きなダメージを負う。

……子を産んだから分かる心の痛みを確かに感じて辛くなる。

我が子が私の隣で今日も笑ってくれているのは、本当に奇跡なのだと思う。

自分はこの子を、今日も明日も明後日も、責任をもって大切に大切に育てなければと感じる。
世界中の生きたかった命に恥じぬように。

一歩間違えれば簡単に終わらせてしまえる命が、すぐ隣にあるということ。

子どもと暮らすのは幸せだが、恐ろしさとも隣合わせだ。

かわいいからこそ守らなければ。
そして、来たる巣立ちの時、一人で真っ直ぐに誠実に生きていけるように、育て上げなければ。

そんなことを考える、ハーフバースデーの節目である。

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