3歳の七五三

 3歳の七五三を済ませてきました。成長とTPOの大切さを感じる1日でした。

1.奥さんの実家周辺で七五三

 男の子は5歳、女の子は3歳と7歳でやるのが一般的らしいのですが、スタジオアリスのキャンペーンにのせられ、3歳でも七五三をやることにしました。奥さんとしてはついでに下の子の安産祈願も行いたかったのでちょうどいいと判断したそうです。

 プランとしてはスタジオアリスで参拝用の衣装をレンタルし、そのまま着付け。その後、車で奥さんの実家周辺で有名な神社に行き、終わったらお祝いのごちそうを食べる、といったスケジュールでした。
 私がやることはほぼないのですが、終わってみればうちの子以外全員疲弊しきっていました。想定はしていましたが、記念にはなるものの大変でした。

2.レンタル衣装を着て号泣

 スタジオアリスで予約していたレンタル衣装に着替えたのですが、この時点でハプニングが起こりました。

 ベテランそうな方が着付けてくれたのですが、何故か「お母さんとお父さんは座って待っててください」と言われ、この時点で疑問符が浮かびました。
 いつもだと奥さんが横について着替えるのですが、今回は2人とも外で待っているように指示されました。特別混雑しているわけではないのになんでかなあと思いつつ、ただ、うちの子の泣き声や嫌がる声とかが聞こえないのでまあいいかと待つことに。

「お待たせしました」と言われ、カーテンが開くとうちの子は仰向けになってすごく嫌そうな顔をしていました。ご迷惑をおかけしませんでした? とこちらから聞くと、「いえ、立ってくれなくて大変でした」との返答。それなら途中で私か奥さんを呼んでくれればよかったのにと思ってしまいました。
 うちの子は私と奥さんを見つけて駆け寄ってきましたが、すこぶる機嫌が悪くなっていました。それをなんとかなだめたり、持ってきていたおもちゃを出してご機嫌を取ったりしました。うちの子は「お腹、苦しい」と泣きそうになっていましたが、ベテランさんのフォローはなく、親としても着崩れしたさいのことを考え、手が出せず。

 少し待っているとお出かけの前にサービスで写真を撮ってもらえるとのことで、うちの子、奥さん、私の3人で写真を取ってもらいました。写真はベテランそうな人ではなく、スムーズに進行。撮影担当の人の笑わせる技術によりうちの子も笑顔でした。

 スタジオアリスでやることを終え、車に乗り込んで移動。チャイルドシートに座ったのですが、着付けの紐が食い込むのか、うちの子は途中泣きだしてしまいました。車が動いていること、チャイルドシートに座っていることなどからも対処できず、急遽予定を変更し、奥さんの実家に一度戻ることに。

 スタジオアリスを出る際に着付けに関するプリントをもらっていたので、最悪それを見て直すことにし、奥さんのお義母さんがうちの子の衣装を脱がすことに。
 表面に見えている紐はあまりきつくなかったのですが、一部の紐がかなりきつかったようで、それを緩めることによりうちの子はだいぶ機嫌が安定しました。

3.祈祷の説明を受け「神様、嫌い!」発言

 調子を取り戻したらうちの子を連れて、祈祷を行ってもらう神社に向かいます。
 到着し、神社の砂利が楽しかったのかレンタル衣装姿で走り回ってごきげんな様子。私がうちの子を相手にしている間に奥さんが神主さんから話を聞き、初穂料と祈祷料を支払います。

 神主さんから拝殿に入って良いとの指示を奥さんのご両親、うちの子、奥さん、私で拝殿に入ります。その際にもうちの子は鈴の紐を見つけてじゃらじゃらと鳴らして楽しそうでした。
 しかし、神主さんが祈祷について説明しはじめたので椅子に座らせたところかなり不機嫌に。神主さんが優しく「神様がこれからも君のことを守ってくれるようにとお願いをする時間だよ」と優しく説明してくれていたのですが、それを聞いてうちの子は「神様、嫌い!」と大きな声を出していました。
 とてつもなく失礼なことを口にしていたのですが、相変わらず神主さんはニコニコとしてくれていたので安心しました。もちろん、内心、どのように思っているかはわかりませんが。

 そんな開始前から落ち着きがない状態でしたが、実際に祈祷がはじまると空気を感じ取ったのか大きな声を出すこともなくなんとか祈祷の間は静かにできていました。私の膝の上でちょっとジタバタしていましたが、それぐらいは許容範囲だと思います。
 うちの子に気を取られすぎて玉串奉奠のやり方を聞いておらず、いざ私の出番はボロボロでしたがなんとか祈祷が終わりました。

 その後、拝殿を出てから神主さんに記念撮影をしてもらったり、子ども用のおみくじを引いたり楽しい気分になってから車に乗って移動となりました。
 
 神主さんに対する失言はあったものの、それ以外ではおとなしくしていたので私と奥さんはうちの子も成長しているんだなあとしみじみしていました。
 次にやる5歳の七五三のときにはどうなっているのか今から楽しみです。


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