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懐疑的であれ。最近のメディアについてあれこれ思うこと。

本日は2022年3月16日(水)。

ウクライナ情勢で世間がざわめいてます。
緊張感が高まるにつれて、コロナの陽性者数は減っていっているようです。

そんなコロナ関連ニュースで気になることがあったので、珍しく今日はnoteを書いてます。

僕が東吉野村に移り住んで間もないころ、いつもお世話になっている地区の区長さんとお酒を飲みながらお話していた時のこと。

区長さんは阪本基義さんといって、
天誅組顕彰会の会長もされ、歴史以外に世の中の事にとても詳しく物書きもされる。

確かその時は初めてお会いしたばかりなのに一緒にお酒を飲んで、明治維新前後の事についてやいろいろ話が盛り上がった。僕が地域おこし協力隊になったばかりだったので、お話の流れから行政の事についても話をされた。

「僕はいつも懐疑的やねん」

「協力隊になったってことは役場の契約職員だからお給料がいくらとか予算も知ってるよ。調べてん。」

全ては語らないけれども阪本区長さんは、
協力隊が頑張ってくれたら村は活性化して良くなるよー、というのに気をつけなさい、と言いたいのだとその場の雰囲気から気がつきました。

これ、協力隊経験者ならわかるんじゃないでしょか。

それ以来、僕も何かと懐疑的にものごとを考える事があります。

今日、取り上げたいのはコロナ関連ニュースの記事見出しで、

【新型コロナ】まん延防止解除 「現場は懸念がある」 全国知事会会長・平井鳥取県知事

とあったことです。

この記事タイトル政府のまん延防止法解除に対して平井知事が否定的な態度をとられたような感じですよね。

でも、僕は鳥取の平井知事をメディアでお見かけしたり施政の取り組みについて知ってるわけです。

だから記事見出しに違和感がありました。

で、記事内容を読んでみると


14日、全国知事会の会長を務める鳥取県の平井知事は国との意見交換会で、新型コロナウイルス感染症の「まん延防止等重点措置」の解除基準を緩める国の方針について「収束に向かうのか、現場は懸念がある」と述べました。 全国知事会会長 平井伸治 鳥取県知事 「基本的対処方針として、まん延防止等重点措置以外の様々な対策というものをぜひお考えいただかないと、なかなか年度末、年度始めで人が動くときに収束に向かうかどうかというのは現場では懸念のあるところでございます」 平井会長は、18都道府県への重点措置が21日の期限ですべて解除される可能性について、「かなり従来とは違った取り扱いになる」とし、解除した場合も、第6波の感染の中心である子どもや高齢者への対策を強化するよう求めました。 これに対し、山際経済再生担当大臣は「われわれも同じ認識を持っていて、再拡大にならないように対策と呼びかけを徹底していく」としました。 


このBSS山陰放送の記事内容です。

これはまだましです。
記事内容は理解すれば平井知事の発言意図がわかります。でも平井知事の事を知らない人が読むと僕と受け取り方は違うかもしれませんが。

他のニュースサイトでは
「まん延防止法緩和に全国知事会長が懸念」みたいな見出しありました。

これにはちょっとビックリです。
ちょっと読者をバカにしてるのかと思わされるのですよー!

なので、見出しありだけでなく、記事内容にしても「ほんまに?」といつも自分の中で冷静に取り入れるように心がけてます。

それから自分の頭で考える。

懐疑的であれ。

ひねくれ者の自分はそういうのが、ちょっと好きなだけなのですがね(笑)

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