いつか本棚にマンガを
漫画アプリをほぼ毎日読み、たまに立ち読みし、姉夫婦が転勤するまではそのマンガ図書館と化した家からごっそりマンガを借りて嗜んでいた。
幼少期に夜遅くこっそり月明かりでマンガを読んで目を悪くしたくらいにはマンガ好きである。
が、うちにはマンガが一冊もない。
以前は多少は持っていたが、それも度重なる引っ越しの度になくなっていった。
今は自宅療養のため実家に戻っているが、一人暮らししたら
少しずつマンガを買い揃えるつもりでいる。
本当に心に響いたものだけを揃えたい。
ある日久々に読んだとき、ハッとするような、何かに気が付くような、思い出すような、襟をただす気持ちになるような、熱い気持ちに火が灯るような、ほっとするような、色褪せずほくほくニヤッとするような、そんなマンガ。
何年も何年も手元に残しておきたい厳選とっておきのラインナップにすべく、脳内にリストを作成、日々更新、見直しがなされているのだ。
その候補を、一言ともに(敬称略)
・アタゴオル玉手箱/ますむらひろし
言わずと知れた憎めないクズ猫ヒデヨシたちのお話。しゃけなべいべ。
私の空想世界の原風景の大部分を担った色褪せないますむらひろしワールド。
同じくらい『ペンギン草紙』『オーロラ放送局』なども根付いており、新作も含め有力候補。
・BULE GIANT、BULE GIANT SUPREME/石塚真一
仙台を舞台に始まり、続編SUPREMEでヨーロッパへ世界を広げる高校生ジャズサックスプレイヤー(元バスケ部)のお話。激胸熱。
音のない世界で表現される空気感が素晴らしい。そして生命を燃やしていく愚直さと、主人公のあっけらかんさが好き。
同作者の山岳救助を題材にした『岳』、こちらもまた、淡々と生死と向き合う熱いお話で候補に挙がる。
正座して向き合いたくもなる、生き方について考えさせられるお話を描く作者さんである。
・ほしとんで/本田
も~…好き…(語彙力)
今読んでるなかで一二を争う更新正座待機組。
大学で強制的に割り当てられた『俳句ゼミ』にて、インドア派(ネクラ)に肌馴染みのよい個性豊かな俳句ド素人学生と偏屈さがキュートな教授(とひねくれ可愛いスーツ先輩)のお話。
全ページ好き。
作者さまとは何の面識もないけれど、作者と義理の家族が元同じ職場という相関図の発覚に悶えたものである。
以下は検討中。
ずっと手元に残しておきたいというライン上を行ったり来たり…
力尽きたのでタイトルのみ_(┐「ε:)_パタリ
・不滅のあなたへ/大今良時
・BEASTARS/板垣巴留
・猫絵十兵衛御伽草紙/永尾まる
・デキる猫は今日も憂鬱/山田ひつじ
・BANANA FISH/吉田秋生
・五十嵐大介シリーズ
・テンジュの国/泉一聞
・針棘クレミーと王の家/唯根
など。
残しておきたいギャグマンガは難しいよね~。
『吸血鬼すぐ死ぬ/盆ノ木至』とかこてこてでけっこう好き。アルマジロのジョンかわいいし。
岩本ナオさんや入江亜季さん、森薫さんも好きだなぁ~。
まだまだ色々あるよなぁ…。
あと、那州雪絵先生も好きだったのですよ…『ここはグリーンウッド』はもとより、『月光』も短編集も手放さなければ良かった…。
ああ、しかしまぁ、なんだ。
時間はあるし、ゆっくり決めていこ。
みなさまもこれは…!というマンガありましたら教えてくださいԅ( ˘ω˘ԅ)
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