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2100年に1京円をドルに両替したら

この記事はフィクション、与太話であり、実在の通貨とは関係ありません。お金を紙幣で表現しているところは大嘘です。

西暦2100年、日本の人口は4000万人に減り、経済は低迷し、国民の半数は栄養失調状態となった。たくさんの餓死者が出ていた。政府はついに決断し、これまで決して実行できなかった強権を発動させた。国民の個人金融資産を接収することにしたのだ。その金額は1京円。2020年に日本国民の個人金融資産は2000兆円に達していた。それ以降ずっと不況だったのだが個人金融資産は増え続け、2100年には2020年当時の5倍である1京円に達した。
そして日本代表は1京円をドルに両替しようとした。

代表:何ドルになりますか?
両替屋:今のレートだと手数料引いて50セントだね。
代表:そんなぁ!?
両替屋:100ドルめぐんでやるから、その大量の紙くずをどこかに捨てておいてくれないかね。店の前に置かれても迷惑なんでね。

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