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介護士の出世と環境との関係
こんにちは、おーじです。介護士の出世・キャリアアップについては賛否が別れます。仕事が増えるだけだと思う方もいれば、チームをまとめたいと思っている方もいるでしょう。
今回はそのどちらのスタンスにしても一度は気にしておくべきポイントを解説します。
はじめに
今回の記事は環境や条件といった介護士本人ではなく外的要因に関するものです。出世する方に求められる人間性や社会性、専門スキルについては一定以上を身に付けた状態である事が前提です。
結論
事業所の状態
新卒かどうか
以上を意識すれば、近い将来出世する(させられる)か分かる。
詳細
事業所の状態
事業所の状態として確認するポイントは2点です。まずは、設立後何年経過しているかを確認します。
歴史が深くなればなるほど40〜50代のベテラン職員の数が多くなり、彼らにはすでに役職がついており、若手が出世できない状態になっています。ボトルネックになっているのです。
逆に新設の事業所では役職につきやすい傾向があります。
もう1つのポイントは法人の規模です。どれだけのスパンで事業拡大しているのかを確認します。3年に一度、新しい事業所を開設している様な法人であれば、役職が開きやすいため出世しやすいでしょう。
新卒かどうか
意外と盲点になっているのがコレです。介護の専門学校や短期大学は2年制です。新卒で就職した時の年齢は20歳です。新卒で就職したところに長く勤めるということは、昔の価値観ではとても良いことではないでしょうか?
ですが、出世したいのであれば2〜3年ほどで転職することをオススメします。そこで働き続ける以上、いつまで経っても「新人」「若手」と認識されたままだからです。
これは人間関係での話ですが、人が人と関わりを持つ時には最初期の印象がとても大事です。なぜなら、10年経っても20年経っても他者に与えた最初期の印象を払拭することはできないからです。
つまり、「新人」「若い」「20歳」とインプットされてしまうと30歳になっても40歳になっても周囲の人(先輩方)からは子ども扱いされてしまいます。
まとめ
出世したい人
2〜3年で転職
新設もしくは設立して間もない施設に就職
能力を示す
出世したくない人
新卒のまま働き続けられるならそのまま継続
出世しそうになったら転職
歴史が深く、施設内に特定のヒエラルキーが形成(熟成)されている施設へ就職
さいごに
正直、事業所の状態についてはあくまで指標に過ぎません。上述した条件の他にも、離職率や法人の風土(若い人から役職を経験させるなど)についても精査しなければなりません。
歴史がある法人でも大量離職の最中であれば、役職に就くことは容易いでしょう。
私は介護士が出世しても仕事が増えるだけだと思っていますが、何事も経験することが大切だと考えています。
それよりもご自身が楽しく働ける環境かどうかの方が重要でしょう。
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