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乗り遅れた波に乗る、乗っている

ライオンズゲート

それってなに?

わけもわからず参加した。

夏の暑さで高さも勢いも最高潮の波、
その裏側の

冬の冷たい波に乗れ。

次の流れ、
夏が終わった冷たい冬へ

暑さ最高潮の今、滑るように乗っていく。

移行期の心得。
心得なくても、「乗っている」状態になった。

波乗りなんて
「波に乗る」なんて

私の人生の生活用語になかったよ

わー
びっくり。

ああ、もう大丈夫なんだ。

ぽかぽか、
お腹があったかい。

一緒に参加したみんなの顔。
久しぶりに会えたー、嬉しいなあ。

私もその中にいる…。

よくざわついたり
こわばりがあらわれる左胸、身体の左側で

首からお腹にかけて巡ってるのがわかる、
あたたかい。

自然が身体に流れ込んでくる感覚、
これかあ。

夏の暑さと
身体の熱さは何だか違って感じる、
おもしろい。

にこにこ笑ってたら

ふしぎな体験、

みんなと一緒に一歩退いて
一人を前に押し出す私と

退いたみんなに押し出されて
一人前に出る私。

あれ?
私がこっち側?

こういうときもあるんだなあ。

いつもいつも
同じ立ち位置じゃないんだな。

なみだが溢れた。
私、その気持ちしってる、って思った。

初めてのとき、
私もこうしてこころがあふれて

こうして涙をこぼしてた。

「みんなが楽しいなら、私は外れ者でいい」

私のおなじみの感情が、一人をスタートから締め出した。

私もやってきてたんだな。
やられたことしか覚えてないけど、

こういうことが起こるのは
見ている私が原因者。

ずっと触れることのできなかった扉を開けて初めて顔を見せてくれた、私に会えた、

ふしぎな気分。
(べっぴんさんだったべやー)

ぽかぽか

じわあー…

「あたたかい」がめぐる。

男のひとの厳しい体験をひとつ
垣間見た

測り知れない、
想像もつかないことだった

だから近づけないで
これまで来たのかな

異次元・別世界の生きもの、
もう私には関わりのない存在(としていた)

相手の抱えているものを
知らないからそんなふうに感じたり
知らないまま「わからない」で済ませてしまう

そう

そうかあ

それは放ってはおけない

男性と心を通わせて
一緒に生きてみたいと思った

心を開いた私なら
あたらしい関わりを持てるだろう

胸のうちを見せてもらえる私になろう
見せてもいいって思ってもらえる私で在ろう

ぽかぽか、
巡る
血のながれ

参加してよかった

よかったなあ。

ここから始まる、
このあたたかさと共に

次の冬の
つめたい波乗り

「この冷たさ・この哀しさと一体化することが勇氣」

勇氣。
自然。
感謝の氣持ち。










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