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42歳おめでとう☆生まれ変わっておめでとう🌞


【これまでのおはなし】
にんげん・ひこのと
つくえ・ふみさんは
ふたりで
劇をつくることにした

ひこの(以下 ひ)「ふみさん、おはようございます!」

ふみ「うん。おはよう」

ひ「ぶっはぁー」

ふみ「よく寝てたな」

ひ「え?あれ…???寝てた…んですかわたし」

ふみ「うーん、寝てたっていうか気絶してたよね」

ひ「っあー、ですよね!」

ひ「だってほら、なんか電気つけっぱなしで布団も引かずに寝ちゃってたっぽい風景なんですよねこれ…。いまなんじ?夜の9時…、かあ…。どうやらばたっと寝落ちしたところからいま目が覚めた?のかな??と」

ふみ「うん。だからどっちかっていうと気絶かな、と」

ひ「あっれー?なぜこんなことに」

ふみ「よくあるの?こういうこと」  

ひ「???(ちょいと混乱)いえ、ないですねえ」

ひ「わたし、いろんな用事を済ませて、よっしゃやっとこ文章書くぞ~と思ってたんですけど」

ふみ「うん。なんかごそごそやってたな」

ふみ「俺を持ち上げて(文机をいい位置に移動させて)文豪スイッチスタンバイON☆ってやってんなーと思ってたら」

ひ「はい。すんげえ眠気に襲われまして」

ふみ「あとなんかぱくぱくやってたな」

ひ「はい。パン食ってました。比喩でなく、正にパン食ってましたわたし

何度でもおさらい❣️
【パンを食う】
意味 : 空腹でもないのに食べものを口に運んでやたらぱくぱくと言わせること。一部界隈では「過食」とも言う。

ひこのマニュアル単語帳より

ふみ「うん。正真正銘、パン食ってたね君は

ひ「はい。あ~あ、またやっちまった~」

ふみ「そしていまも正に眠気が来ている」

ひ「はい。まあ言うても深夜2時ですしねえ」

ふみ「うーん、そういうこと…、なのかな?」

ひ「?」

ふみ「ほら、あれ。前にまっさみっちさーん☆がおしえてくれたじゃん」

ひ「えーと…」

ふみ「ほれほれ。『名前の生まれ変わり』セッションでさ~」

ひ「…あ!」

🌞名前の生まれ変わりセッションとは

まっさみっちさーん☆(リーディングマスター・まさみち)が提供している、リーディング心理学を駆使したカウンセリングセッションのひとつ。
本人もはっきりとは自覚していない、自分の名前の名刺に書いてある「わたしはこんなひとです」という内容をまっさみっちさーん☆が「こんなこと書いてるよ」と教えてくれて、本来の名前が持つ「わたしはこんなひとです」をあらためて教え直して書き換えてくれる、これまで無意識で捉えてきた名前の持つ意味合いが生まれ変わるそんな感じのセッションです☆

ひ「あー。あそこに書いてあったねえ」

ふみ「うん。書いてあったな」

ひ「えーと、たしか…(ごそごそ)」

〈繁村彦乃とは〉
◇コンテクスト(生き様)・after
12,自分を見失い、見失った先から自分を見つけては気絶と目覚めを繰り返し体験しては人生の生まれ変わりを生きながら体験している人

15,放牧すると気分が高揚して、脳天気なほどに元気で明るくなってしまい、誰か負の想念を持っている人と関わると墜落気分を堪能出来る人。

「繁村彦乃」の名刺(after)より一部抜粋

ひ「あー、なんかこのへんのことが起きているのかな?」

ふみ「うん、そうかもなあ」

ひ「なぞの気絶、からの覚醒

ふみ「を、繰り返し体験していくらしいぜ」

ひ「そして能天気なほど元気で明るいモード墜落気分堪能モード

ふみ「まわりからすると君のアップダウンは情緒不安定で心配されがちな現象なわけだけど」

ひ「まあ、正直なところわたし本人もしんどく感じてきましたからねえ」

ふみ「でも名刺に書いてあるからなあ」

ひ「しかもafter・本来のわたしですもんねえ」

ふみ「気絶と覚醒、ぱっぱらぱーな明るさと墜落どん底じめじめモードの繰り返しがありきの人生なわけだ」

ひ「はい。どうやらそのようです」

ふみ「いまどんな気持ち?」

ひ「はあ、そうですねえ…」

ひ「墜落気分を堪能できる人って…、」

ひ「あの呪詛吐きまくりの状態がまっさみっちさーん☆の手にかかるとなんか特技得意事項になってるんですけど??
じゃあ墜落堪能能力を堪能しなきゃもったいないじゃーん☆ひゃっほう(°▽°)♪」

ひ「ってなってますね」

ふみ「すげえな。君が今後もネガティブとぐろぐるぐる管を巻くうだうだモードに陥ることは変わっていないのに、その捉え方が変わったってことか。まさみちおそるべし

ひ「はい。だから今はもう、気分の上下に振り回されることに対して前ほどしんどくならないし」

ひ「まわりから指摘されたり心配されても"情けないなあ"とか"申し訳ないなあ"とかあんまり思わなくなって」

ひ「どんでん楽(らくぅ~)になりました」

ふみ「へえ~、そいつはよかった」

ひ「状況は変わってないのに、なんだか不思議でどんでんおもっしろ~い☆です」

ふみ「あのさ」

ひ「はい」

ふみ「さっきから気になってたんだけど…」

ふみ「どんでんって大阪弁でどうゆう意味なの?」

ひ「ああ、どんでんってのは"とても"とか"very"とかって意味合いで遣ってて…」

ふみ「うんうん」

ひ「まあ大阪弁でいうと"めっちゃ"とか"ものごっつ"とかですかね」

ふみ「え、じゃあどんでんは大阪弁じゃねえってこと…?」

ひ「はあ、たぶん。大阪弁全面に出してしゃべってるひとがどんでんを遣ってるのは見たことないです」

ふみ「……はぁ (ためいき)」

ひ「・・・(°▽°)?」

ふみ「なあぁんだよ~! 大阪弁なのかと思って大阪弁ネイティブ話者に丁重に意味をお伺いしてみたのに!!なんか俺めっちゃ損した気分じゃねえかぁっ」

ひ「あ、それ。ふみさんすでに"めっちゃ"を遣いこなしてます。さすが後天的大阪人類希望の星☆

ふみ「えっ…。え、あ…、そうなの?俺いまめっちゃナチュラルに大阪弁つかっちゃってるぅ~、みたいな?」

ひ「はい。大阪人類滅亡・破竹の勢いで大阪弁をマスターしつつあります」

ひ「これは…、生来大阪人類としてわたしもうかうかしていられなくなってきましたよ」

ふみ「えっ、えっマジで!?…✨(((((°▽°))))無ときめきっ✨

ひ「わあ、どんでんに続いて無ときめきっも採用していただけるなんて」

ひ「ひこの語が勝手に蔓延り(はびこり)つつありますねえ」

ひ「うれしいなあ」

ふみ「俺も…、なんやしらんけどいまものごっつええ感じやわ

ひ「おぉ…、またまた飛躍的に新たな単語を遣いこなされて…!(涙ぐむ)」

ふみ「なに泣いてんだよ~、いちいち大げさ…やっちゅうねん☆(ふみ、合わせてツッコミの動作も駆使)」

ひ「……!」(おどろきのよろこび)

ひ「にへへへへ」

ふみ「ひひひ」

(ひ・ふみ、 にっこり笑う)

ふみ「あ」

ひ「?」

ふみ「そういえば、今日はおまえの誕生日なんだよな。おめでとう」

ひ「わあ、ありがとうございますふみさん」

ひ「ふみさんが彦乃の生誕42周年言祝ぎ(ことほぎ)三人めです!」

ふみ「え、俺三人めなんだ」

ひ「はい。一人めはにんげんの友達で」

ひ「二人めは真夜中に部屋に舞い込んできたかまきりさんで」

ひ「三人めがふみさんです」

ふみ「にんげん、むし、つくえ…

ひ「にへへへへ」

ふみ「…うん。うん、おめでとう」

ひ「ありがとうございます!」

ふみ「で、だ」

ひ「はい」

ふみ「えーと、前回はまったくはなしが進まなかったわけなんだけど」

ひ「ああ、あれはたしかに驚きの進展のなさでしたね」

ふみ「うん」

ふみ「……」

ひ「(°▽°)🌱」

ふみ「…まあいっか~、俺らはこんなかんじで」

ひ「はい。ふみさんさえよろしければ、こんなかんじで」

ふみ「うん。そんじゃあこんなかんじで」

ひ「はい。それではこんなかんじで♪」

ひ・ふみ『こんなかんじで、よろしくお願いいたします』

ひ「よろしくお願い…してもらえたでしょうか?みなさんに」

ふみ「うん、そいつは確認してみないことにはわからない」

ひ「未来は決まっていない、ですもんね」

ふみ「そうそう。まだ決まっていない、予測不能な彦乃の人生を面白がって生きていく

ひ「はい。それがわたしたち」

このとふみさん

ふみ

ひふみ

劇をつくるふたり
ひとふみひふみ

なのです☆

ひ・ふみ『みなさまひとつ、ひとふみひふみをよろしくお願いいたします!』

(ひ・ふみ、にっこり笑顔で手を振っている)

〈つ・づ・く☆〉



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