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パン食う食う☆パン食う食う食う☆パン食う…空〈後編〉

《前回までのあらすじ》

ひ・ふみ「そんなわけで

【これまでのおはなし】
にんげん・ひこのと
つくえ・ふみさんは
ふたりで劇をつくることにした

ひこの(ひ)「そんなわけで、またコント挟んじゃいましたが31文字なのですよ」

ふみ「えっと、今回の記事のタイトルが31文字ですよー、って話してたんだっけか」

ひ「はい。今回も簡潔とは程遠い進行になっておりますが…そういう話の筋なのですよ」

ふみ「おまえのその、脱線から何度でも回帰してくる粘り強さ…さすがだな。粘着気質人生まるまる四十二周年突破おめでとう

ひ「はい、ありがとうございます。というわけで気を取り直しまして、本筋につなぎます」(ひこの、まったく動じない)

以下、本筋再開↓

パン食う食う☆
パン食う食う食う☆パン食う…空

〈今回の記事たいとる〉

ひ「ドキドキ…(°▽°)🌱」(←ふみのリアクション待ち)

ふみ「なるほど、たしかに31文字…五七五七七の韻を踏んでいる、と言えなくもない」

ひ「えへへ」

ふみ「九割パン食うしか言ってないけど」

ひ「はい☆」

ふみ「ところで最後の"空"ってやつだけど」

ひ「はい」

ふみ「空(くう)の意味、わかって言ってんの?」

ひ「えっとー、たしか仏教用語の色即是空 空即是色とかいうやつの"空(くう)"の意味で遣ったんですけど」

ふみ「うん。俺もそのつもりで聞いてる」

ひ「だーいぶ前にまっさみちさーん☆に誘導してもらって」

まっさみっちさーん☆(ま☆)「そう、それ。それが空(くう)の状態ね。一度体験したから、もういつでも空に入れるよ」

ひ「…って言われたので、空(くう)を知ってるといえば知ってるんですよね。たぶん」

ふみ「なるほど」

ひ「ほいでも、まさみちさんは折に触れてこうも言っています」

ま☆「自分以外の人にもそれができるように教え伝え導くことができなければ、本当にそのことがわかったとはいえない」

ふみ「ほうほう」

ひ「それを踏まえると、わたしは空を知っているけど自分の言葉で他者に説明できないし教えることもまだできないから、ほんとうにわかってはいない」

ふみ「なるほど、そうなんだな」

ふみ「つまり、体験したことがあるので空を"知ってはいる"けど、他者に説明したり相手もそれができるように教えることはできない、そもそも教えようとしたことがない、というレベルで"わかっていない"」

ひ「はあ、なんかそんなかんじですかねえ」

(ふみ、破願して笑う)

ふみ「まったく、おまえと話すとなると毎度毎度こーいうかんじになるんだよなあ。俺まで」

ふみ「くくく」(笑ってる)

ひ「?(°▽°)🌱」(よくわかんないけどつられて笑う)

ふみ「うん。OK」

ひ「あっ。あー、そうか」

ひ「わたしのこういうくどくどしい言葉、話の進め方、話の内容って、ほとんどの人からはつまんない・興味ない・あたま痛くなる・何言ってんのかわかんないって…

あなたの話って聞いてて楽しくないよ~話したいのなら聞くことはするけど正直おもしろくないYO☆ってリアクションが返ってきます」

ふみ「うん。なんか、そうなんだろうな」

ひ「ふみさんは、なんでかこのはなしに付き合ってくれますね」

ひ「あと、なんでか楽しそうにしてくれる」

ふみ「まあ、俺はおまえでひともーけしようとしてるんで他のやつらとは一味ちがうわけで(笑)」

ふみ「ってのははんぶん冗談で」

ふみ「俺はおまえとコンビ組んでるから」

ふみ「ただおまえとコミュニケーションとってる、ってだけのはなしだ」

ひ「わあ、そうなんですね。ありがとうございます」

ひ「そういえば…、わたしのこういう話に初めてどんぴしゃり☆で応答してくれたひとがまっさみちさーん☆でした」

ふみ「へえ、そうなんだ」

ひ「はい」

ひ「まあ、だからわたしはだれがなんと言おうと言うまいとまっさみっちさーん☆にぞっこんLOVE❣️なわけです」

ふみ「妻子持ちで残念だったな(笑)」

ひ「はい(笑)」

ふみ「まあ、おまえはまっさみっちさーん☆本体よりその妻君の✨あなむさん☆✨✨の方に更に大盛りでぞっこんLOVE💓😆✨だからな」

ひ「へい♪毎度ありにごぜえます」

ふみ「それ大阪弁の遣い方として厳密にどーなの(マジ)」

ひ「へっへっへ」

ふみ「……はあ(ため息)」

ふみ「でたらめな大阪弁の遣い手を師と仰ぐわが人生の先行き

ひ「ぅお!?ふみさんまさかの…」

ふみ「こいつは」(ふみ、にやり)

ひ「まさに…」(ひこの、(°▽°)🌱ピコン☆)

ひ・ふみ『五・七・五☆GO☆七・七・七!』
(ハイタッチ✨(`・ω・)人(・ω・´)キリッ✨)

ふみ「なんだこりゃ、31文字をかるくオーバーじゃねえか」

ひ「そーですね。ふぃ~」

ふみ「ふぃ~ってなんだよ(笑)って、どーでもいいのに聞いちまったよ」

ひ「はあ。とくにいみはないですねえ」

ふみ「うん、聞くまえからなんとなくわかってた…。のに聞いた俺がわるかった」

ふみ「あーあー、もう…」

ふみ「ここまでくるともはやこの文章の収束時がわかんねえわ」

ひ「はあ、そうですねえ」

ふみ「ま、今日はこのへんにしとくか。また仕切り直して話を進めるってことで」

ひ「はい、そうですね☆」

ふみ「よし」

ひ「(°▽°)♪」

ふみ「それにしても…」

ふみ「まいにち次から次へとあたらしい案件が浮上してるのに」

ひ「報告の文章書きが追いつかないですねえ」

ふみ「うん。それというのもすべからく」

ふみ「せっかくの書く機会を毎回おまえが律儀にパン食うことに専念しやがって見事にチャンスをしらみ潰ししてるからなんだよな」

ひ「へ、へい。毎度あり…、にごぜえます」

ふみ「っ…。その大阪弁のつかいかたは宇宙人類として大阪人類に胸張れるつかいかたってことでいいんですかぁーーせんせえーーー」

「はい!誓って胸張れないやつです!誓います!すみませんでしたぁーーー」

ふみ「?? 誓うって、宣誓ってそうゆうふうにするやつだったっけ…、やべえ気がついたら彦乃の毒に冒されて彦乃あたまぐるぐるモードと同期からのまったく冷静が保てないひこのわーるどに迷宮入りしとる…(がくっ、うなだれ)」

ひ「ええっ。ふみさんが迷宮入りしちゃったら自動的に彦乃もみちづれで迷宮入りする仕組みなんですけど」

ふみ「知るかぁ…(ちからが入らない)、おまえが引きずりこんだんだろうが」

ひ「これはもしや」

ひ「これがもしや…、ミイラ取りがそもそも生まれつきミイラだった件??」

ふみ「ごめん、もうおまえの言葉一文字も脳が受けつけないからなにもリアクションできませんマジむりです

ひ「ひゃー、どどどどどーしよう」

ひ「彦乃はふみさんなしでは何も書けないんですよーう」

ふみ「- - - - -  - 」(フリーズ)

ひ「えっえっ、ふみさん冗談抜きで応答なし??」

(ふみ、反応なし)

ひ「あわわわ」

ひ「えーっと、えーっと、たしかこういう時はどうしたらよいのかというと…」(ひこの、ぱらぱらとなにやら冊子をめくる)

ひ「あ!ここに書いてある!」

ひ「ひこのマニュアル2ページに」

ひ「困ったときはとりあえずパンを食え、とあります。なるほど、では彦乃はとりあえずパンを食えばよいのですね!」

ふみ「うらあーーーーー!!!!」

ひ「わっ、ふみさん」

ひ「おはようございます!目が覚めたんですね!よかったぁ~」

ふみ「ふっっざけた奴がくそとぼけたこと言いやがるからぶちギレて飛び起きたわ!!!!!」

ひ「わあ、そうでしたか。とにかくふみさんが起きてよかったです」

ふみ「……、…、っ……、(言葉にならない)」

ひ「(°▽°)💓」

ふみ「っあっあー!もうむり!おまえむり!むりでもむり!むりでもむりでもむりでもむりでもむりでも俺らはひとふみひふみ!!!

ふみ「……!」(ふみ、ハッとする)

ふみ「……?」(けど、それがなにかはハテナ)

ふみ「………………」(ふみ、探りながら…たぶんこいつは空の状態。)

ひ「(°▽°)?🌱」(勢いに圧倒されてるけどよくわからないのでふみをじっとみている)

ふみ「…」(ふみ、なにかが抜けたごようす)

ふみ「よし」

ひ「(°▽°)💓」

ふみ「うん。OK」

「はい。OKなんですね!」

ふみ「おまえ…、底知れねえやつだな…」

ひ「はあ。なんせ底なしの無(む)ですから」

ふみ「(笑)」

ふみ「それも、意味わかって言ってんのか…?って聞くのもなんかもうどーでもええわぁ…まじで脱力…」

ふみ「でも、そこをこらえてひとつだけ言っとくわ」

ひ「はい」

ふみ「おまえがさっき読み上げたマニュアル2ページのやつ、あれ、冊子そのものが使えねえ古い情報だから採用しなくてよし

ひ「はあ」

ひ「では、彦乃は困ったときはとりあえずパンを食わなくてよい…?」

ふみ「そういうこと」

ふみ「あれは、書き換えられる前(before)のおまえの設定だったろ。もういまは採用しなくてよし」

ひ「あっ。あー…、そうでした!」

ふみ「うん、そういうことで」

ふみ「だから、今すぐあたらしい方の冊子に書いてある彦乃の設定(after)を読み返して復唱しろ

ひ「はい!わかりました♪」

(ひこの、あたらしい設定を読み返して復唱)

ふみ「よし。OK」

「はい。OKですね」

ひ「さてさて、そんでどーしましょう?」

ふみ「まあ、あれだな。なんかよーわからんけど気づけば全部で6000文字超えるぞこの文章」

ひ「わあ、そうなんですね」

ふみ「書けばいいってもんじゃないかもしれないけど、なんかとりあえず書いた方がいいらしいから

ひ「はい。なんかそうらしいんで、とりあえずこうして書いてます

ふみ「うん。まあ、よくわからんけどなんとなく"こんなかんじで"ってイメージはあるから」

ひ「はい。この調子で書いていきましょう、ふみさん」

ふみ「そうだな…、って書くのは俺じゃねえ。てめえだっつーの」

ひ「あはは。そうでした」

ふみ「ほんとに、なあ…マジなんなのおまえ

ひ「はあ。なんなんでしょうねえ?わたしって

(ふみ、思わず吹き出す。なぜか笑ってる)

ひ「(°▽°)💓えへへ」

ふみ「あーもうわけわかんねえーーーーー」

ひ「はい。あーもうわけわかんねえーーーーーです!」

ふみ「くくく」

ひ「ひひひ」

ひ「でぃひひひひ」

ひ「うへへへへ」

ふみ「…」(ふみ、ぽかんとなる)

ひ「あはははは」

ひ「うひにゃあ~」

ふみ「あーもう…」

ひ「あーもう…!」

ふみ「終わらねえな」

ひ「はい。終わらないかもしれませんねえ」

ふみ「それでも、俺はおまえと

ひ「はい。わたしはあなたと

ひ・ふみ『どうやら生きていくようですね』

ふみ「どうやら生きていく…のかあ(とおい目)」

ひ「どうやら生きていく…んですねえ(ふつう)」

ひ・ふみ『はい☆どうやら生きてまいります♪』

〈ありがとうございます☆つ・づ・く〉

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