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新6年生スタート

今週から、塾の新年度の授業が始まりました。上の子が新6年生ということで、授業を受け持つ先生たちも、昨年度以上に気合が入っている様子です。新6年生になって、クラスの雰囲気も変わってきたのか、上の子も、ようやく本番を意識するようになってきました。

先週は、「いよいよ来年の今頃は、(上の子の)受験本番なんだ!」と思いながら、今年中学受験された方々のXの投稿内容を見て、ドキドキしていたのですが、塾の新年度が始まったことで、親である私自身も、より一層実感が湧いてきています。

さて、昨今過熱している中学受験ですが、以下の記事によると、今年は10年ぶりに受験者数が減ったそうです。一方で、受験率は過去最高となり、公立中高一貫の受験倍率も相変わらず高い傾向が続いています。

首都圏の中学受験者数10年ぶり減少 受験率は過去最高 (msn.com)
【中学受験2024】東京都公立中高一貫校の受検倍率…小石川3.90倍、三鷹4.52倍 | リセマム (nordot.app)

ちなみに、中学受験の過熱ぶりの可視化について、以前、私がXで以下の投稿をしたら、m.fujitaさんが反応してくださり、面白い可視化マップを作ってくださったので、ご紹介します。

中学受験塾マップ | Tableau Public by m.fujitaさん

上記マップや考察は、私自身が知らなかった気づきもあり、とても面白かったです。

そして、上記マップを踏まえて、以下の投稿(2024年のサピと早稲アカの合格実績)を見ると、「サピがあるエリアの早稲アカ」の合格実績が伸びているのか、それとも「サピがないエリアの早稲アカ」の合格実績が伸びているのか、どっちなんだろう?というのも気になりました。

というのも、現6年生に関して言うと、少なくとも、うちの地元のサピは、3年生の時点でクラスが満員で、新規生徒を募集停止しており、そもそも新4年生のタイミングから塾に通い始めようと思っていた子の一部は、サピの入塾テストすら受けられなくて、やむを得ず他の塾に行った、というのを複数のママ友から聞いたので、高学年から中学受験を始めた優秀な子たちが、早稲アカをはじめとする他の塾に流出したというのも、この結果につながった影響の一つなんじゃないかなと、勝手に推測しているからです。
実際、現6年生が4年生だった2021年夏時点で、SAPIXでは、全体の36%の校舎(44校舎中16校舎)が4年生の募集を停止※していました。

※下記記事参照
サピックス募集停止校舎一覧(2021年7月19日(月)18:00 現在) – マナボウ (manabou.org)

あとは、確かに以下の可能性もありそうですが…

というわけで、受験者数自体は減ったものの、引き続き過熱が続いている中学受験。当事者としても、冷静にデータを見ながら、のめりこみ過ぎずに、子どもや塾と適度にコミュニケーションを取りつつ、子どもの頑張りを見守っていこうと思います。