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師匠との出会い方

先日、4社合同でのクローズドなTableauユーザー会を開催したのですが、イベント参加者との会話の中で、そのうち1社のみ、社内にDATA Saberがいないということを知りました。

■そもそもDATA Saberとは?

ざっくり言うと「データ活用スキル」と「データドリブン文化を広める力(≒DXを推進する力)」の両方を持っている人のことです。その力をつけるためのプログラムが、DATA Saber認定制度になります。
※詳細は、以下のリンク先をご覧ください。
DATA Saber - Journey of Expanding Data Intelligence

データに溺れかけている世界をその剣で守り導く救世主 データを通して世界を理解し、それを人に正しく伝える努力を怠らず、人の心を動かし、行動を促す。これがDATA Saberである。

■社内にDATA Saberがいない人の悲痛な悩み

質問「実は1年ほど前から、DATA Saberになりたいと思っているんですが、社内にDATA Saberがいないので、師匠探しがハードルになってます。みなさんどうやって師匠を探しているんですか? 例えばこういう交流会の場で、いきなり師匠をお願いしても、師匠になってくれるものでしょうか。」

私「相手の状況にもよりますが、そうやって師匠を見つけている人もいますよ!Twitterで『師匠になってください』とお願いして、師匠を探している人も多いです。」

■社内にDATA Saberがいる人はラッキーです!

上記やり取りを通して感じたのは、DATA Saberに挑戦したいと考えている人にとって、社内にDATA Saberがいるというのはラッキーだということ。

実際、以前、Twitterを通して出会い、DATA Saberになりたいと模索していたある方は、社内にDATA Saberがおらず、そもそも師匠探しに苦労していたし、DATA Saberに取り組むための事前準備として、「DATA Saberとは何か?」を上司に説明して理解を得ること自体に苦戦していました。

何事も、0から1を生み出すのって、本当に大変。だからこそ、DATA Saber挑戦時に、どのスタートラインに立てるかで、労力はだいぶ違います。

そういう意味で、まずはじめにDATA Saberというしくみを0から生み出したKTのパワーは半端ないし、初期DATA Saberとして、社内でデータドリブン文化を0から作り上げてきた、JEDIの面々はすごいです。
そして、そのJEDIの一人が社内にいて、その人が育てた社内のDATA Saberが師匠になってくれたからこそDATA Saberになれた、というルーツを持つ私はとても恵まれている、と改めて思いました。

■社外でDATA Saberを探すためには?

DATA Saberになりたい。
でも、社内にDATA Saberがいない。
(または師匠になってほしい人が身近にいない)

もしそんな人がいたら、まずは次のステップを踏んでみてください。

Step1: どんなDATA Saberがいるのかを知る

まずは、DATA Saberにはどんな人がいるのかを知ることから始めましょう。そして、自分がどんなDATA Saberになりたいのか、イメージを膨らませてみてください。

DATA Saber Activity | Tableau Public (作成者:Yuzo Tokutaniさん)にアクセスすると、いろんなタイプのDATA Saberに出会えます。
※気になるDATA Saberに出会えたら、Twitterアカウントをキーに、コンタクトをとってみましょう。
(師匠になってみたいけれど、弟子になりたい人と出会えない、という悩みを持つDATA Saberも意外といます。)

DATA Saber Activityは、DATA Saberの活躍をまとめたVizで、様々な切り口でDATA Saberを紹介していますが、「自分に合ったDATA Saberにどうやって出会うのか」のヒントとして、具体的な使い方をいくつかお知らせします。

①グローバルな活動に興味があるなら

Tableau Ambassador 認定数」ボタンをクリックしてください。
DATA Saberのうち、Tableau Ambassadorとして活動経験のある方の一覧が表示されます。
(※KTは弟子をとらないことを公言していますので、師匠をお願いするのは、KT以外の方にお願いします。)

Tableau Ambassador認定数ランキング(右下のアイコンは上位10人の顔ぶれ)※2022.4.23現在

②Vizの作成スキルを高めたいなら

Tableau Public Viz数」ボタンをクリックしてください。
DATA Saberのうち、Tableau Publicで活躍中の方々の一覧が上位に表示されます。

Tableau Public Viz数ランキング(右下のアイコンは上位10人の顔ぶれ)※2022.4.23現在

③弟子を育てたことのある人に師匠をお願いしたいなら

「弟子の人数」ボタンをクリックしてください。
DATA Saberのうち、弟子を育成したことのある方が、弟子の数の多い順に表示されます。
(※しつこいですが、KTは弟子をとらないことを公言していますので、師匠をお願いするのは、KT以外の方にお願いします。)

DATA Saber の弟子の人数ランキング(右下のアイコンは上位10人の顔ぶれ)※2022.4.23現在

Step2: 気になるDATA Saberのプロフィールを見てみる

上記Step1のプロセスにおいて、気になるDATA Saberがいたら、その人の名前(左下のランキング上)またはアイコン画像(右下)をクリックしてみましょう。
そうすると、以下のようなプロフィールが表示されますので、Twitterアカウントをメモします。

DATA Saberのプロフィール例。
左上のアイコンの下に、名前とTwitterアカウントが表示されます。
その人の主な活動が左下、具体的な活動状況が右側に示されています。

Step3:Twitterアカウントを作り、気になるDATA Saberをフォローする

Twitterアカウントがない方はTwitterアカウントを作り、Step1~2で出会った、気になるDATA SaberをTwitterでフォローしてみましょう。
そして勇気を出して、Twitterで『#DATASaber 師匠募集中』 『#DATASaber になりたい』といった内容を呟いてみてください。あるいは、プロフィールに、『DATA Saberに興味がある』旨、書いてみるといいと思います。
きっと、優しいDATA Saberの方が反応してくれるはずです。

Step4:Tableauユーザー会(※)に参加する

もし、Step1~3のプロセスで師匠に出会えなければ、Tableauユーザー会への参加をお勧めします。だいたい3か月に1回程度、様々なTableauユーザー会が開催されていますが、DATA Saberと交流をしたいなら、あえて懇親会のあるイベントに参加することをお勧めします。(イベントの探し方は後述)

こういうイベントには、必ず、DATA Saberが参加しています。
その中には、きっと、師匠になってくれるDATA Saberもいるはずです。

最近はオンラインイベントが大半なので、知らない人ばかりでも、気兼ねなく参加できると思います。

縁があって、DATA Saberと知り合えたら、勇気を出して「私の師匠になってくれませんか?」と聞いてみてください。

※Tableauユーザー会イベントの探し方

Tableauユーザー会のイベント日程は以下サイトから簡単に探せます!

Tableau ユーザー会 のまとめページ(techplay.jp)

■まとめ

DATA Saberになるための第一歩は、師匠との出会いです。
もし、あなたの会社にDATA Saberがいるなら、あなたはとても恵まれています。師匠になってもらえないか、その人にコンタクトをとってみましょう。

もし、あなたの会社にDATA Saberがいないなら、勇気を出して外に出てみましょう。そこからあなたの旅路が始まります!