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片づけを楽しむ

昨年末のこと。忙しさにかまけて、部屋の片づけに手が回っていなかった私は、偶然読んだ以下2つの記事に触発され、いつもなら嫌々やっていた大掃除を楽しめたので、スッキリとした気分で新年を迎えることができました。

人っていっぱいいっぱいだと、新しいことが入ってこないものなんです。私はその余地をつくろうと思ったから、具体的なものから抽象的なものまで全部捨ててスッキリさせました。すると新しい話がいろいろと入ってくるようになったんですよね。

藤原美智子 64歳で引退と事務所解散「燃え尽きた」:日経xwoman (nikkei.com)

現状を俯瞰(ふかん)してみるために、それまで使っていたたくさんのキャラの衣装や小道具を全部出して部屋に並べてみたんです。そこで気づいたのは、「バブルキャラで売れる覚悟が決まっていなかった」ということ。ピン芸人としていろんなキャラがあることはある意味正解だし、武器にもなります。でもそのとき、私が持っていた衣装や小道具は“不安の証拠品”でしかないということに気づき、バブリーキャラだけに絞ろうと覚悟を決めました。そこでバブリーキャラ以外の衣装と小道具を思い切って全部捨てたら、決意が確信に変わり、36歳でブレークできたんです。

平野ノラ 汚部屋に山の“不安の証拠品”捨ててブレーク:日経xwoman (nikkei.com)

特に、平野ノラさんに関しては、以下の本を出版されており、気になったので、図書館で借りてみたところ、片づけが苦手な私には刺さる言葉がたくさんありました。

  • ため込んだものは、モノではなく不安な気持ち

  • モノを減らすと「今」が見えてくる

  • 手離すと、新たなすばらしいできごとやご縁が入ってくる

  • 片づけは、自分の未来への投資

  • なりたい未来を描きながら決意して捨てる

特に、4点目と5点目については、自分自身が今まで全く意識したことがなかったので、億劫だと思って手が回っていなかった箇所の片づけをしたり、捨てるかどうか判断できず、長年保留にしていたものを処分する際に、役立ちました。

片づけとは、本来のあなた自身がやりたかったことをやり、出会いたかった人に会い、見たかった景色を目の当たりにして、全てを叶えていくことなんです。そして、やれば無条件に結果が出る、宇宙一シンプルで、今から誰にでもできる実践開運術だと思うのです。(中略)片づけをただの作業だと思うと、億劫で苦痛に感じてしまいますが、幸せな未来、なりたい自分にふさわしいものを手に入れるための開運チャンス、未来の自分へのサプライズだと思って、楽しみながら片づけをしています。

モノを捨てる時は、ぜひ、自分の未来を描きながら捨ててみてください。例えば私の場合、自分が出演してきたテレビ番組を録画したDVDを思い切って処分した時、未来の自分が今よりどうなっていたいかを想像しました。(中略)なりたい理想像をイメージすると、思い切って手離すことができるはず。そして描けば描くほど脳が現実に向けて動き出すんです。そうして、決意しながら捨てると、なりたい自分に近づけると思いますよ。

部屋を片づけたら人生のミラーボールが輝きだした。 1日15分のノラ式実践法

「今必要かどうか?」に加え、「未来の自分(なりたい自分)に必要かどうか?」という観点での片づけは、その行為自体が楽しいので、これからも実践していこうと思っています。