DATA Saberになりたての自分だからこそ、できることがある

新年度になり、新米DATA Saberとして歩み始めました。
とはいえ、まだまだ活動らしいものは全くできていません・・・

さてどうやって始めよう?ということで、思ったことを書いてみます。

■今の立ち位置を大切にする

昔、ある先生から、こんなことを言われました。

教わったことは、実践しないと身につかない。
そして、人に教えることで、ようやく自分のものにすることができる。
先生と言われる立場になると、生徒との距離は遠くなる。
生徒に近い君たちが教えるからこそ、伝えられることがある。

DATA Saberになりたての私に、果たして何ができるのだろう?という不安はありつつも、DATA Saberになりたての私だからこそ、できることは必ずあるはず!

■地に足をつけることが大事

とはいえ、焦りは禁物ですよね。
「焦り」と「集中」の違いは、地に足がついているかどうか。

背伸びしすぎて地に足がつかないと、「焦り」の気持ちが強くなり、その影響でいろんなことが気になってしまい、どっしりとした行動ができなくなってしまいます。

逆に、気持ちを落ち着けて、背伸びしすぎず、目の前のことだけに集中していれば、着実な成果を出せるので、相手に信頼してもらえることにつながります。

どちらを選んだ方が得かは言わずもがなですが、何かと慌ててしまいがちな私にとっては「言うは易く行うは難し」の事柄なので、老害と言われる年齢になる前に、なんとか克服していきたいなと思っています(笑)

■同じ境遇の仲間は、共感し合える大切な存在

昨日は、下の子の入学式に向けて、子どもが生まれてからずっとお世話になっている美容師さんに、子どもと一緒に髪を切ってもらいました。同い年の二人の子どもを持つ美容師さんということもあり、いつも子どもの話題で盛り上がるのですが、昨日はしみじみと、こんな話をしました。

子ども二人が小学生になるなんて、時が経つのは本当に早いよね。
赤ちゃんの時は、あんなに異生物のような存在だったのに、いつのまにか人間らしくなって、感慨深いね。

育児について共感し合えるこういう関係性は、とても貴重で、息抜きできる大切な場所になっています。

同様に、保育園のママ友や会社のママ友も、戦友に近い存在で、困った時、いつも寄り添ってくれます。私自身、Apprenticeを目指す方々に対し、そういった存在になりたいなと思っています。

■半歩先の存在になることを目指す

売れる商品は、半歩先を行っている商品。
一歩以上先に行くと、消費者がついていけず、売れない。

商品企画にいた頃、上司からこんなことを言われた記憶があります。
きっと、半歩先というのが、相手に寄り添う上で、ちょうどいい距離感なのだろうと思います。

はるか遠くにいる存在の人に追いつけるように、高みを目指すことも、自分自身の成長には重要ですが、後進を育てる、という側面では、「相手の半歩先」という立ち位置を意識することで、相手が安心できる関係性を築けるのではないかと感じます。

■まとめ

上を見ればきりがなく、自分はたいしたことないな、と自信を失うことはあります。でも、逆に考えると、自分がそういう立ち位置だからこそ相手に寄り添える存在になれるのではないか、という希望も持てます。

「DATA Saberとして認定された」という事実に誇りを持ち、スキルや経験を重ねて高みを目指していく一方で、「Apprenticeの試練に通ったばかりの今だからこそ、Apprenticeに挑戦しようとする人に寄り添える」という、今の自分の立ち位置を最大限に生かし、自信をもって、DATA Saberとして活動していきたいです。