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【読書メモ】僕らはSNSでモノを買う(飯髙悠太)

私も、TwitterやInstagramで見つけたモノを買ったことがあります。
知らないブランドの鞄でした。
まったく知らなかったブランドなのに、SNSを通じて実際に使っている人の口コミや、お店の人の熱い想いなどに共感して、購買に至りました。

この本の冒頭にもありますが、広告予算がなくても大企業に下剋上を起こしやすいのがSNSマーケティングだなぁと思います。

登場人物として、家具メーカーのSNS担当に任命されたばかりの人と、個人経営者が出てきます。著者飯髙さんとの3人の会話形式になっている部分も多く、最後まで楽しく読めました。イラストもかわいい。

【読んだ本】

【読んだ目的】

・SNSでモノ買う心理を知る
・UGCを発生させるためのアクションを知る

【学び】

・購買決定における影響力順位は「家族、友人、知人からの推薦」が最も高い。
日本だけじゃなく、アメリカや中国でも同様。情報が溢れた時代だけど、家族や友人からの情報は無視しない。

・UGCとは、ユーザーが作ったコンテンツ。(User Generated Contents)
買った商品の口コミや、写真をアップしたりすることも含む。
このnoteも、こちらの本のUGCにあたりますね!

・ツイッターのUGCが増えると指名検索が増えた。(データあり)
商品をまだ知らない「非認知層」へのアテンションが広がった例。
拡散能力の高いSNSと、UGCの組み合わせで、広告費ゼロで認知超拡大の可能性も大いにある。

・SNS時代の購買プロセス「ULSSAS」

UGC
→Likes(いいね!)
→search①(SNS検索)
→search②(Google/Yahoo等で検索)
→action(購入)
→spread(拡散) ★これがまたUGCになる。

・UGCがない場合は、先にコンテンツマーケティングを。
まずは自らが何かを発信しなければ始まらない。

・コンテンツマーケで発信する内容は、「その商品をおすすめする理由」。
発信するネタがない、という状況はないはず。

以上です。

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使えるデータが詰まってました。登場人物のセリフとの感情のシンクロが多々あって、面白かったです。自分ごとにしやすいと思います。

少し前に読んだ「革命のファンファーレ(西野亮廣)」にも、セカンドクリエイターを味方につけて広告を連鎖せる。と書いてあって、共通する部分があるのかなぁと思います。知人からのおすすめで買う、という内容も書いていました。

作るだけで売れる時代はもうとっくに終わっているんですよね。

しばらくnoteをさぼってしまいましたが、
アウトプット、本当に大事…。

読んでくれてありがとうございます。
おおいし

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