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登山用ストックが、徘徊用杖に変身!

さて、いよいよ終わりの日が近いかも・・・。
別に、終末論を論じているわけではない。
わが命のことである。

歳を重なればそれだけ身体は死に近づいている。
そのことは絶対に間違いない。
病院に通い、薬を飲み、身体の不具合を感じると、「なるほどなぁ」と実感する。

身体は衰えても、気持はまだ若いつもりだ。
しかし、そのつもりが落とし穴になる。
先日、里山に登った。
思った以上に積雪があり、滑って転んで、ひどく尾てい骨を打った。
その痛さが未だにとれない。
こんな低山で、途中から引き返したのは初めてだ。

そこで悟りを開いた。
山歩きは無理だけど、杖をついての街歩きはまだいける。
心配なことは、街歩き途中、「徘徊しているおじいさん」と疑われることだ。
口の悪い友は言う。
「それが気になるなら、防災タスキをかければいい」と。
ふざけた奴だ。

 青春とは    
「人は歳月を重ねたから老いるのではなく、理想・夢・情熱を失ったとき老いるのだ。
たとえ80歳であったとしても、あなたはつねに青春。
青春とは、真の青春とは、若き肉体のなかにあるのではなく、若き精神の中にこそある」。
             サミエル・ウルマン(米、詩人。1840年ドイツ生まれ)
                    

ゲーテの教訓
過ぎ去ったことにくよくよするな。
めったなことに腹を立てるな。(私憤のこと)
いつも今日という日を、喜び、味わい、感謝し、他人を憎まぬこと。
そして、未来は神にまかせておけ!    (ゲーテ)

剣岳八つ峰
鹿島槍ヶ岳を望む