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プロレスの世界

長年プロレスを見ていると、人気がなくなる団体が分かるようになってくるんだ。放漫経営で選手を大事にしない団体とか、過激な試合を進めて、選手が怪我が多い団体が人気がなくなる。それから観客に媚びりすぎる団体も人気がなくなっていく。
昔のアントニオ猪木時代の新日本プロレスがそんな感じだった。新日本プロレスはスポンサーにテレビ朝日とスポニチがいるから強かった。猪木が格闘技に新日本プロレスの選手を出して、負けた時もテレビ朝日は新日本プロレスの番組を放送していた。
新日本プロレスの選手が半分以上止めた時もフロントを変えて持ち直している。
長州力が新しい団体を作ったとしても、長州力は新日本プロレスに戻って大きい顔をしていた。プロレス業界は不思議な世界だと思う。引退した選手がまた復帰できたり、よその団体に移籍した選手が戻って来ても自然に試合をしていることが不思議なんだ。

ジャイアント馬場が生きている頃、全日本プロレスは日本テレビがスポンサーだったよね。だから全日本プロレスは、アメリカの有名な選手が呼べたんだ。ジャンボ鶴田が全日本プロレスに新人として入団してきた。
全日本プロレスは最初の頃は日本の選手がスター選手がいなかった。
ジャイアント馬場しかいなかった。アントニオ猪木がジャイアント馬場の前に日本プロレスを辞めて新日本プロレスを作っている。日本プロレスは力道山が作った団体なんだよ。その団体は日本の右翼団体がかかわっていた。
日本の裏の組織が力道山に付いていたんだ。昭和の時代はマスコミも芸能界もヤクザの組織がかかわっていた。表の世界はヤクザを否定しているけれど裏の世界は大きい存在だった。ジャイアント馬場も巨人軍を辞めて、何もすることが出来ないからプロレスを選んだろう。他の選手も社会適応しないからプロレスを選んでいるのだろう。全日本プロレスは大学とか、高校からアマレスのメダルリストが入団してきた。三沢選手や川田選手や秋山選手が入団してきた。それから丸藤選手もアマレスの選手だった。天龍は相撲を辞めて入団してきた。相撲を辞めた人がプロレスの選手になる人も多い。プロレスの選手は身体を動かすしか脳がない人達がやってくるんだ。プロレスはその人達を拾って来たんだ。スター選手になる人達はごく一部の人達なんだ。
昔なら試合が面白ければよかった。藤波選手やジャンボ鶴田や天龍選手や前田明選手やその他はマイクアピールが下手だった。試合はよかった。
三沢選手は話し出したら上手かった。秋山選手は年を重ねて上手になってきた。小橋建太選手は昔より話が上手になっている。今の選手はトークも上手でないと人気が出なくなっている。
プロレスリング・ノアの拳王選手がすげ~い上手くなった。清宮選手はこれからだと思う。オカダカズチカ選手が帰国して1年くらいか、2年くらいかかってマイクパフォーマンスが上手くなっていた。今はもういっちょ前になっている。

新日本プロレスの選手はどこまでが演技か、どこまでが本気か境がないよ。
まあどこのプロレス団体の選手も本気で試合をしていたら怪我人が多くなって試合が出来なくなる。昔のプロレスリング・ノアは三沢選手の身体がボロボロになっていた。丸藤選手も小橋建太選手も森嶋選手もその他。ノアはすげ~な試合をしていたので、小橋建太が引退を早めになってしまった。まだ丸藤選手が現役で試合をしている。藤原組長も現役だけど、あそこまで現役なら見とくだけで痛い痛いしくみえる。現社会じゃ高齢者虐待や虐めになるんだ。若い選手が超ベテランの相手に試合すれば戸惑ってしまうだろう。
場外乱闘や椅子攻撃や絞め技やその他をしても良いんだろうかを考えてしまうのだろう。日本のプロレスを舐めているじゃないかな?ファンもいつまでも現役で試合をしていると、可哀想になるんだよ。プロレスはそんなに甘い世界なんだな。と思ってしまう。
新日本プロレスの永田選手も小島選手は自分の所が居場所じゃなくなったから他の団体の試合に出てチャンピオンになっている。どうせ行くのならアメリカのインディー団体に行けば良かったのに。KENTAとKUDAはアメリカのインディー団体に出ていて、新日本に逆輸入で来たのだから。
昔から新日本は外国のインディー団体のチャンピオンになって世界一のチャンピオンだとほざいってるからな!それを信じてる無知なファンだった。

鈴木みのるがなぜ新日本にこだわっているのかな?ストロングスタイルのプロレスをしたいのなら「命」をかけろうと言っていた。ストロングスタイルは「柴田選手」しかない。前田明も長州力もオカダカズチカも違う。まして武藤敬司も棚橋も中邑真輔も違う。ストロングスタイルはもうなくなってしまった。
これからのプロレスは「高木大社長」のような学生プロレスの延長のようなスタイルとアメリカプロレススタイルが主流になるだろうね。


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