ママになる準備期間

結婚してすぐ、ありがたいことに妊婦さんになれた。
今はもう宝物でしかないKOGUMAむすめを妊娠したときのお話。

妊娠が分かった時
それはもう嬉しいと不安と期待と不安と楽しみとなんとも言えない喜び。

そして妊娠が分かった途端に始まるつわり。
私は昔から生理痛がとてもとても重かったので
つわりは軽いのではないかと密かに憧れていた。が、しかし、
すごい食べづわりになりました。
勤務中はもうずっとお菓子か一口おにぎりを食べ続ける日々。
あとはずっとつわりなんてきてません大丈夫気持ち悪くない思い込みだって
言い聞かせてマインドコントロールのつもり。

そんな中、妊娠三ヶ月くらいで切迫流産になってしまう。
憧れの妊婦生活。母と準備のお買い物に行ったり
旦那さんとあれがいいこれがいいなんて話しながら準備することを夢見ていたので、
トイレ以外は寝て過ごさなければならない安静生活はとても悲しかった。
何よリお腹の赤ちゃんが心配で心配で心配で心配で
毎日毎分ずーーーっと話かけ続ける。どうかまだ出てこないでしがみついていて。
そしてつわりとも戦い続ける。これが本当に堪えた。
職場にいればなんとか気を張っていたけれど。。。

そしてもう一つ精神的にはさらに辛かったのは
新婚生活で動けなくなったこと。

んーーー。結果的には、私が申し訳ないと思い始めてしまったことが
OOGUMA旦那さんを変えてしまったのかもしれない。
けれど私の安静期間が過ぎるにつれ
冷たくなっていくOOGUMA旦那さんに申し訳ないとしか思えなかった。
OOGUMA夫婦の悪循環。
(★これは度々起こる。何せお互い影響されやすい。)

妊婦検診を終え絶対安静になってしまった私。
OOGUMA旦那さんが帰ってくる頃いつも夜ご飯を作っている私の姿はなく
部屋は真っ暗。「どうしたの?」
その言葉に泣き出す私に
「今は赤ちゃんを守ることが大事だよ。俺が全部やるから寝てなきゃダメだよ!!」
ああこの人と結婚できてなんて幸せなんだろう。そう思った。

その日から全く家事ができなかったOOGUMA旦那さんはとても頑張ってくれた。
炭水化物しか受け付けない私に、
ネギたっぷりのまぜそばラーメンと
選ぶの大変だよねきっと種類があってないパスタに合わないお肉が入った醤油パスタ
を毎日作ってくれた。とても愛しくて美味しい味だった。
お仕事から帰ってきてご飯作ってお風呂の準備をして洗濯機を回して…
本当に大変だったと思う。私が毎日大変だったんだから、何もしたことがないOOGUMA旦那さんはもっと大変だったと思う。

そんな生活が一ヶ月も続かなく
どんどん2人の気持ちは離れてしまった。
ご飯は買ってくる。洗濯は溜まる。洗ってないワイシャツだって着ていく。
気にしてお水を持ってきてくれることも、ちょっとしたお願いを聞いてくれることもなくなり、無視。機嫌は悪く、怖くなり、悲しい毎日が続いた。

そんな生活がつづきとうとう大喧嘩。
仲直りをした日、明日からまたお互い頑張ろうと
大きな喧嘩ができた次の日。
とうとう無理がたたり入院になってしまった。



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