見えない世界(霊界?)の動きが見えました。

1日で18枚の人体画の絵を仕上げました。

 腰の痛みが完治しない中で、1日で18枚の絵を仕上げてしまいました。内6枚は、免許更新で、人体画を描く時間が取れない日のために下書きは済んでいたものですが、それでも1日で18枚の人体画を仕上げるのはあり得ない試みです。
 疲れているにもかかわらず、何か違う力が体に入ったなという感じの中で実現できました。

 この「1日6枚ずつ描くという人体画の行」は、中谷浄道さんの行を引き継ぐと言って始めたものです。

一人で70兆円の財を築いた人


 中谷浄道さんは、禅の行者ですが、禅も商売も同じだということを証明するために1生で100兆円稼ぐという目的を立てて、70兆円の財を築いた人です。白浜に京都の金閣寺を模倣して5重の塔などを建立されました。

 70兆円といえば、国家予算クラスの数字です。あの松下幸之助さんでも個人ではそんな金額を稼げていません。こんな人がどうして埋もれてしまっているのでしょう。

 東陽先生の個展のために、浄道さんが亡くなられた後、東洋先生が書かれたお経の巻物(数億円?)を金閣寺まで引き取りに行ったことがあります。


  2回目の出会いが母の親友で、着物をつくる裁縫の仕事をされていた方が、浄道さんを私の経営する料理屋に招待されました。
 その後、金箔が余っているから額をおくるので寸法を知らせてくれという連絡がありました。飾るような場所がないからとはっきりとお断りをしたのですが、飾る場所はつくればいいと、浄道さんから、90*170の巨大な金箔の額を頂戴しました。しばらくは、店の入り口に置いたのですが、ショウウインドウに移転し、店を止めた後は、自宅の応接間に飾っていました。

温かい気が全身を包みました


 浄道さんとの最初の出会いは増一東陽という書家の教室でした。いきなり握手を求められて手を差し出したら、温かい気が私の全身を包みました。この人は勝てる相手ではないというのが私の第一印象でした。

 最近、広い自宅から狭い借家に引っ越ししたのですが、捨てるわけにもいかず、苦肉の策が机の横に打ち付けることでした。私の部屋に入るとき、この額が、最初に真正面に見えます。

名古屋行きの意味

 名古屋行きの意味は、熱田神宮参拝(ぬで彦ぬで姫とヤマトタケルの関係を指摘されました)以外に、3時間半の電車というのもあったようです。友人の無料キップで実現したのですが、これが無ければこのような遠方に旅することはできませんでした。
 しかし、このことによって片道3時間半の旅はいまの私にとって、体力的には、可能範囲に変わりました。

天王寺行きの意味

 名古屋行きの疲れも十分に取れない内(1週間後)に、天王寺の東急ハンズにいきました。
 きっかけは、靴の修理なのですが、それは即座に解決するものではなく、和歌山行き(金閣寺訪問?)の抵抗を少なくする意味があったようです。


和歌山行きの意味

 和歌山行きも3~5時間かかります。でも名古屋行きの体験から、日帰り可能な旅行です。
 妻から突然、将来、和歌山で暮らすということを考えて、この夏休暇の間に下見をしておいてほしいといわれたのですが、あまり抵抗は感じませんでした。

休館中の金閣寺


 
この時、まず最初に白浜の金閣寺を訪れたいと思ったのです。調べてみたら、やはり、休館になっていました。浄道さんが亡くなられて管理する人がいなくなったようです。
 どんな縁になるのか取り敢えず行ってみましょう。呼ばれている気がしました。

突然、中谷浄道さんの行を引き継ぐ決意?


 中谷浄道さんの行を引き継ぐという形で「1日6枚ずつ描くという人体画の行」がこの2月に始まったのですが、その後の名古屋行き、続けての天王寺行き、さらに和歌山行きと、さらに疲れている中で、1日18枚の人体画などパワフルな行動に、この裏で動く中谷浄道さんを感じることができます。

 禅と商売は同じだということを証明することのできた中谷浄道さんですが、世間にあまり知られていません。他にだれが一人でこんな多額な財産をつくることができたでしょうか。

 そして、アメリカに息子さんがいたはずなのに、アメリカから帰らなかったのでしょうか。誰も金閣寺をまもっていくことができなかったのでしょうか。
 私と縁ある弁護士がお嬢さんと結ばれて近くに所有されていた旅館を引き継がれたようですが、どうなっているのか。その辺の事情を知っている人も疎遠になってしまいました。
 いまのこの流れに従って、夏季休暇の最初は、いま閉館中の、この白浜の金閣寺に行ってみましょう。



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