『エネルギー体操』と水



「水六訓」の額

  上記の額は、50年位前に、お客様の会社を訪問させていただいたときに、部屋に飾ってあった「水六訓」をメモさせて頂いて、書家、増市東陽先生に書いていただいたものです。
1. あらゆる生物に生命力を与えるは水なり
1. 常に自己の進路を求めて止まざるものは水なり
1. 如何なる障害も克服する勇猛と方円の器に従う和合成を兼ね備えるは水なり。
1. 自ら清く、他の泥を洗い清濁あわせ入る量あるは水なり
1.動力となり光となり生産と生活に無限の奉仕を行ない何ら報酬を求めざるは水なり
1. 大洋を充たし発して上記となり雲となり雨となり雪と変じ霞と化してもその性を失わざるものは水なり

『エネルギー体操』と、量子力学


 この「水六訓」の原案は、孟子でしょうか。孟子が私たちに示した生き方はこの水の如く生きる事でした。
 『エネルギー体操』によって得られる世界は、この水に似ています。深層意識はビッグバン(宇宙の創造)のエネルギーに似ていて、量子力学では、素粒子の粒の面が「物質」で、波動の面が「気」だといいます。
 人の身体もこの2面を持っていて、「気」は深層意識を活性化してくれます。
 『エネルギー体操』では、宇宙をこの素粒子のレベルで瞑想します。
手から出る気エネルギーで、素粒子にエネルギーを送り、物質の体の深いところから、ストレスを除きます。

 体に手を当てながら、宇宙や地球を瞑想する体操がありますが、地球のマグマから表面の瞑想に移るとこの場面では、海、雲、雨の瞑想をします。正に水が物質的には姿を変えるが、気レベルでは同じエネルギーを発しています。

 

赤ちゃんのよう

『エネルギー体操』を続けていると、身体は赤ちゃんのように柔らかくなっていきます。体がカチカチだった頃は、硬いのが筋肉だと思っていましたが、柔らかい今の方が、力は出るわ、動きやすいわ、疲れないわといいことづくめです。

心は悟りを開いた人のよう

 『エネルギー体操』のもう一つの面、「気」についても同様です。
 心から、ストレスが消え、まさに「水六訓」に書いたように、水のような動きをするようになります。
 人と接しても、争うことはなくなり、相手の考えを理解し、相手が正しい道が歩める手伝いを続けます。
 自分は様々な変化をしますが、本質を失うことなく、歩み続けます。こころにたまったストレスは消え、ストレスは蓄積されなくなります。




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