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メッセージボトル-0715:夏燦燦と花笑む君よ


 ReLITというアイドルグループを好きになって、初めての夏が来ました。暑いのはどうにも苦手なのですが、今年は楽しみがたくさんあって嬉しいです。


 バチバチにかっこいいメンバー紹介楽曲をどうぞ。初っ端のラップソロで歌の上手さをわからせにくる、グループ随一の歌唱メンが黄ノ瀬はるきくんです。メンバーカラーはイエロー。2番のサビ前のはるきくんパート、つよつよで惚れ惚れします。3:45くらい。




 短歌を詠みました。
 はるきくんへ。







楽しげに手を振る視線のその先の笑顔に会いたい午前2時半

 はるきくん、ReLITの中で最も福利厚生が手厚い男として私の中で話題です。うーん、推せる。ツアーの日程をわかりやすくまとめてくれたり、写真を撮るのが上手で、ライブの思い出やメンバーのふとした瞬間を切り取ってお裾分けしてくれます。ファンに寄り添ってたくさん考えてくれて、それをきちんと行動で示してくれる。はるきくんの好きなところのひとつです。
 最近は遠征の様子などをvlogにしてTikTokに上げてくれるのですが、映るものやコメントの端々からたくさんの愛が感じられてとっても好きです。それははるきくんからメンバーへの愛だったりメンバーからはるきくんへの愛だったり、あるいははるきくんから私たちへの愛だったりするのですが、実は一度だけはるきくんのお顔がうつらないvlogが上がったことがあって、その時のことを詠みました。はるきくんが撮るReLITが好きだけど、それってつまり、はるきくんが好きってことでもあるんだよ。忘れないでね。



孤独夜を耐え忍びまた朝凪に漕ぎ出す船路祝福よあれ

 月と太陽という曲が大好きです。1stアルバムBLUEに収録されている、青野さん、綾野さん、はるきくん3人のユニット曲です。
 この3人について考える時、青野さんが夜の海の上で青白く光る月、綾野さんが昼の海の上で赤く煌めく太陽だとしたら、はるきくんは夜明けの柔らかな海かもしれないと思います。移りゆく穏やかな時の流れの中で、輝く陽の光の粒をまとった海。そこに在り続け、月に太陽に、寄り添えるもの。
 その優しさ故か、心境を打ち明けてくれる懸命な言葉の中に不器用な様が見え隠れします。あたたかな君にもきっと孤独の夜があるのでしょう、寂しさにそっと寄り添う優しさのひとつであれたなら。
 何者でもない私ですが、そう願ってしまいます。



目も眩む光に照らされて黄金色夏燦燦と花笑む君よ

 ファンマークの向日葵、これ以上ないくらいはるきくんにぴったりだなと常々思っています。
 花笑むという言葉は現代ではほぼ使われることのない大和言葉ですが、夏燦燦という言葉と合わせると可憐すぎず苛烈すぎず、はるきくんっぽいバランスになったかなと気に入っています。はるきくんのキーワードはバランス、だと思っているのですがまだうまいこと自分の中に落としきれていないので、また次回。
 「ひ」の当て字、最初は「陽」にしてたんですが、ステージ上のはるきくんを思い浮かべて「光」にしました。黄ノ瀬はるきというアイドルの輝きを表現する一句として、我ながら中々素敵にできたと思います。えへへ。



 お誕生日、おめでとう。


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