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傷と呪い

誰かが何気なく言った言葉 深くもなく浅くもない言葉 なんの責任もとってくれない言葉 私たちはこうしていつも 誰かに傷つけられ呪われて また誰かを傷つけて呪っている

    • 未練

      父親から貰ったギターを売ったあの日 母親から貰ったプレゼントを要らないと突き返したあの日 友達の結婚式をお金が無いという理由で行かなかったあの日 大事なものは失って気づく つくづく思うよ 愚かな自分を変えたくて 変えたつもりになって いつになれば大事な人を大事にできるんだろう 忙しない現実に追われて 余裕を失って ごめんなさい 謝るしか出来ないなんて 今の僕のままあの日に帰れるとして 僕は何ができるのだろう 何が

      • 二人

        昨日は記念日だった 7年目の記念日 一緒に居ることに慣れすぎた私達にとっては 記念日すらパッとしない それでも何か特別な事がしたくて 昔の二人を取り戻したくて 知らない場所に出かけた でも 1日経った今も二人の関係は何も変わらなかった どうしたらいいのかとか 離れた方がいいのかとか そんなことは山ほど考えた 結論を出せないまま また8年目に向かっていくのかと 生きている 生きていく その重圧を一人で抱えていくのは怖い 強くなれないのは私で それは貴方も同じ ま

        • 残雨

          「今までありがとう」 酷く呆気なかった 彼は さよならを言える人間だった 今となれば もっともっと私に溺れていて欲しかった 嫉妬に狂えばいいと思っていた どうしてなのだろう 自分から要らないと言っておいて 居なくなると無性に会いたくなる 求められていたい認められていたいという 承認欲求 気持ちが薄れたきっかけなど些細なことでしかなく 関係性が違えば打ち明けられていたのかと 今更すぎることばかり 夜な夜な思考の闇に消えていく 今、彼はなにをしてるのだろうか 誰と居るんだ

          懐かしくも悲しい

          戻りたい場所には いつも帰れなくて ふと思い出した 景色に涙が出る まだ太陽の登らない時間を 電車から眺めた日々が好きで あの場所にいけば戻れるかな なんて 戻れるわけないのにさ 橋の上から見た川も 登りかけの朝日も とても感傷的で この先をちゃんと生きていくために 乗り越えないといけない思い出 まだ精算できない過去 全部抱きしめて歩いていきたい

          懐かしくも悲しい

          消えたくて

          今更こんなことばかり思う なんであの時別れたんだろう とか なんであの時頑張らなかったんだろう とか 多分10代の頃から 私は1mmも変われていない 幼稚で未熟なまま 大人と呼ばれるようになった今でも あの頃の後悔を引きずり続けている 晴れた空を見て 消えたい と思って 曇った空を見て どこか安心感を覚えて 貴方が 今もまだ横にいてくれていたら この青空を幸福と感じていたかもしれない もう会えないことは分かってる 分かってるけど 明日の天気は晴れですか?

          消えたくて

          何を思う

          遠く離れて ぶつかって空いた距離が埋まらない 本当に伝えたかったことなんて大したことじゃない 感情のまま口からとび出た言葉 ズタズタな言葉 貴方をきっとズタズタに傷つけた言葉 意味なんて 理由なんて 別にいらなかったのに 明日にあなたが居ないと知って 酷くこの世がつまらない

          何を思う