「存在の芯」 -無と微塵の間で- ：第二幕

（第２幕）
シーン6：星野博士の研究所

登場人物： 星野サユリ、真田光、西園寺レイ、星野博士
 
星野博士の研究所では、サユリ、光、レイの3人がテーブルを囲んでいる。
テーブルの上には、奇妙な形の装置や数式が書かれたノートが広げられている。
 
サユリ：（目を輝かせながら）
この謎のエネルギー反応、絶対何かあると思うんだよね
 
光：（ノートを真剣に見つめながら）
確かに、通常の物理法則では説明できない数値だ
 
レイ：（装置をいじりながら）
よし、この改造装置でエネルギー反応をさらに詳しく分析してみよう
 
星野博士は、3人の熱意あふれる様子を温かく見守っている。
 
星野博士： 君たちの探究心は素晴らしい。
だが、くれぐれも安全には気を付けるんだよ
 
 

シーン7：学校の屋上
 
登場人物： サユリ、光、レイ
3人は、レイが改造した装置を持って屋上にいる。
装置は、謎のエネルギー反応を検知すると光を発するようになっている。
 
サユリ：（装置を空にかざしながら）
お願い、何か反応して！
 
光：（遠くを見つめながら）
もしかしたら、このエネルギー反応は宇宙から来ているのかもしれない
 
その時、装置が突然まばゆい光を発する。
 
レイ：（興奮気味に）
あった！エネルギー反応だ！
 
3人は、光の方向を見つめる。そこには、美しい星空が広がっていた。
 
 
 
 
シーン8：星野博士の研究所
 
登場人物： サユリ、光、レイ、星野博士
3人は、興奮冷めやらぬ様子で星野博士に発見を報告する。
 
サユリ： 先生、謎のエネルギー反応を検知しました！
 
星野博士：（笑顔で）
おお！　それは素晴らしい！　詳しく聞かせてくれ
 
 
3人は、屋上での出来事を星野博士に説明する。
星野博士は、彼らの話に真剣に耳を傾け、時折うなずきながらノートにメモを取る。

星野博士：
君たちの発見は、宇宙の謎を解き明かす
重要な手がかりになるかもしれない。
さあ、一緒にこの謎を解明しよう

4人は、力を合わせて謎のエネルギー反応の正体を解き明かす決意をする。
彼らの目は、未来への希望に満ち溢れている。
 
ナレーション：
これは、物理学に詳しい少女・星野サユリと、彼女の仲間たちが、
宇宙の謎に挑む物語の始まりである。
彼らは、友情と知恵を武器に、未知の世界へと足を踏み入れる。
彼らの冒険は、まだ始まったばかりだ。

（つづく）