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ヘビとマングースの話

実るほど頭を垂れる稲穂かな🌾
今日は浄瑠璃のお稽古の帰りにいつもの伊奘諾神宮にお参りした後、御斎田で一枚いただきました。👆
御献上米が作られています。

そこで作者不明の俳句を思い出しました。
徳がある人ほど謙虚だという深い言葉です。

そうやなー、と思いました。
私に謙虚さあるやろか?
無いな。うん。無いわ。
と己を振り返り反省。

嫌いなやつは嫌いやし、
なんか嫌なことがあったら自分の意見を通そうとイラつくこともしばしばある。
へっ、ざまあみろと心の中でつぶやいて悪い顔することもしばしばある。

あかんな、まだまだ人間の器が小さいです。
おちょこ以下、耳かきぐらいの器しか持ちあわせておりません。

心を広〜く、器を大き〜く、感謝と許しの心をもって穏やかに生きていきたいなーとしみじみしております。

でね、そんなことを考えてたら
沖縄でむかーしむかしにハブを退治するためにマングースを迎え入れた話を思い出した。

観光地ではその戦いを商売にしてたりしたんですよね、皆さん知ってますか?この昭和の珍事件。
誰が言い出したか知らんけど、マングースがハブをやっつけるっていうやつ。
まさかの大誤報。
マングースはハブに全く興味なし。食べなかったんですよ。
代わりにヤンバルクイナなど沖縄で大切にされてるものを美味しくいただいちゃってたっていう。
なんとも切ないお話しです。


こんなことをアホみたいに考えてたら、
ハッ‼︎となったんです。
敵や獲物やと思い込んでるだけで、            
実は全く違うものやったっていうことは。

人間関係でも同じとちゃうやろか?と。
食べられへんものを食べにいくからおかしなる。
住む場所ちがう、考え方ちがう、心の持ちかたちがう、向いている方向ちがう。
ちがうものはちがうんやん。
たとえ同じ日本(沖縄)(職場)にいたとしても、広い意味で共存してしまってるんやから、ちょっと角度変えてやね、
敵や獲物ではない、食べることなどはなから考えつくことさえないと感じることができれば、気にしなくて済むんちゃうやろか?
食べにいってしもたとしても、お腹壊すやんな。

考えて?
ジャガイモの芽食べたら毒ってわかってるから食べへんやん。
あっても取り除いてほかすやん?

それやな。
ジャガイモは美味しいけどジャガイモの芽はあかん。
だから捨てる。だって毒やもん。

ええとこだけいただいといたらええんやな。

謙虚さを忘れず、腰を低く、
そして毒には近づかない。
お腹壊したくないもんね。

そんな話でした。

それではみなさまごきげんよう♪

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