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江東区 喜楽湯

2021.6.16.

今日のハシゴは、同じく「南砂町」駅のこちら。
一軒目の「亀の湯」からは駅に戻る方向に徒歩10分とかからない。
参考までに、WEB1010の紹介記事はこちら。

例によってフロントで女将さんに回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取をば。
現在は二代目で、いや、正確には三代目とカウントしたいのだけれど、女将さんと息子さんで営んでいる銭湯だ。「正確には・・」というのは、初代は石川県ご出身で、息子さん(=二代目店主)が生まれて一年ほどで上京し、江東区内深川の銭湯で修行し、後に一旦故郷に帰り、再度上京して1953年1月2日にこちらを開業している。その後、息子さんに代を引き継ぎ、二代目ご主人が亡くなられて、奥さんがその後を継いでいるからだ。
女将さんの代になったのは34年ほど前なのだろう。もう、ベテランなのに、とっても親切。というわけで、三代目と四代目で経営している、と私の調査結果としたい。
なお、上記の記事によると、初代はそして1981年にビル型銭湯に建て直し、1989年にも中普請したということだ。女湯の脱衣場にある巨大な「幸福の木」は中普請での改修工事の記念にもらって以来30年以上、天井近くへ達するほどまでに成長してシンボルとなっているのだそう。ごめん、気づかなくて・・。

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浴場の正面には、快晴の大海原でのヨットレースの景観が広がり、とても鮮やかだ。モザイクタイル画なのだけれど、ヨットの国名なども細かく表現されている。
手前にカランと立ちシャワー一基、湯船は左からバイブラ湯、ジェットバス二席、薬湯のレイアウト。後から伺うと、今日の薬湯はブルー風味の森林浴だった。グリーンではないのね。
こちらのジェットの当たりが、なんとも堪らない心地よさ。何度か当てさせて頂いた。

二軒目なのと、帰り時間が気になり、江戸っ子タイムでさっと上がる。
するとフロント前のベンチでテレビを観ていた女将さんが表まで出てきてくださり、Googleマップには出てこない近道を教えてくださった。
そして「気をつけてお帰りくださいね、今日はありがとうございました」とぺこり。なんて日だ!

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教えてもらった通りの道を合っているかやや不安になりながら歩くと、中学校や団地なども見えてきて、ホッ。
とっても素敵な下町銭湯でした。

お遍路番号 江東 29
住所 〒136-0076
江東区南砂4−15−19
電話番号 03-3644-3803
ホームページ
アクセス 東京メトロ東西線「南砂町」駅 徒歩8分
(バスの場合は「学校通り」徒歩2分)
休日 土曜
営業時間 16:00−22:30

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