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神奈川県厚木市 東名厚木健康センター

2020.08.30

「日に何回お風呂に入りますか?」と聞かれて、人は何と答えるか。
「ええと、夜か朝に1回ですね」「夏だと2回ですかね」と、こんな調子だろう。

しかし!我々「静岡サウナツアー」一行は、24時間以内に6回やり遂げました!完全にあちらに両脚突っ込んでます。凸です。「ツアーは終わっちゃったのかな?」と問われたら、キッズリターンよろしく、こうです。「まだ始まっちゃいねぇよ!」というわけで、ツアー終盤のはじまりはじまり~。

時栖を後にした我々は、肉まんのぶっ放しドライブにより二時間弱で厚木に到着。車内では肉まんの占い師ごっこの他、執拗にジェラートやマグロ、民度の高低の話題に終始していた。世間は安倍政権の終焉について持ちきりだったにも拘らず、である。私は政治について議論したかったが、団員たちは参政権を持ち合わせていないだろうから、先を急ごう。

厚木は2回目だが、草加のサウナナイトもこんな貸し切り感なのだろうというくらい、空いていた。まずは6回目の入浴を。歯ブラシもあって、気が利いてるねえ。そういえば、しきじにて、先週の十條湯で出会ったナガイさんのうがいスタイルをしたら、民度の低い連中にはとてもウケたのでここでも実施。誰も見てないけれど、ひとり肩が震えた。電気湯以外に入ろうとチャレンジするも、効仙薬湯はお掃除中。炭酸泉とマッサージ、水風呂を行き来し、草津はアクセサリーが変色するのでパス。もちろんサウナも2セットほどを。

早々に館内着にお色直しし、休憩スペースへ。大人班は明日の集合時間を決めたかったが、たった一人の子ども班の肉まんは、ドライブで疲れたからか「ラインに入れといてくれればおけ」と立ち去ってしまった。なんなら運転変わったのに、高速走ったことないから自信ないけども。あ、私の教習所では高速教習がシュミレーターだったのでした。教官のエア判子もらったんじゃないよ!

集合時間は起床時間にもよるので、まずは寝床を確保し寝っ転がると、ここっが近づいてくる。「毛布は有料で借りられるよ、200円だよ」と。先ほどの移動の車内で、ここっが提供する全サービスにマージンを乗せることが判明したので、「どうせアンタの手数料でしょ、だったらいらないよ」と固辞したが、本来の200円にマージン200円乗せてでも借りればよかったと思うほど、館内の冷房は効きすぎていた。さらに運の悪いことに、未明にいびき男が隣の席に来たため、寒さから身を守るために膝を折りたたみ、両耳を押さえて寝るというリクライニング要らずの姿勢でぐっすり眠ったのだった。 

カタカタとシートが揺れ、目が醒める。半笑いのガガサワが「朝ですよお」と立っている。「そうですね」と起き、となりのいびき野郎をギロリ。

気をとりなおしてここっと浴室に行き、2セットを7:30のお風呂終了まで楽しむ。お風呂場には肉まんいないねえ、先に上がってるのかなと特に気にせず、薬湯注水中に入り、徐々に上昇していく水位を楽しむ。さっと館内着に戻り休憩スペースに。

「あれ?肉まんは?」というと「いないんだよ」とガガサワ。ここっと私は昨晩も捜索したが、今日は3人で座席を二周ほど探し回る。LINEをしても返信がなく、早起きの肉まん、どうしてるのかな?と話しながら、漫画スペースで大人班はごろごろ。「流石に帰ってないよね?」「うん、でもどこだろう」「電話も出ないしなあ」「おじいちゃんの事もあるし、電話中かも」とごろごろしているうちに30分ほど経ち、退館リミットも近い。

ここで機転の塊、スタッフさんに事情聴取してみる。「グループで入館したので、私の番号の1人前に入った友だちが見つからないんですが、まだ館内ですか」と聞くとインカムでフロントに聞いてくれるスタッフさん。「まだ館内ですか?うんうん、何か買い物してる?ふんふん」と。え、帰っていたらどうしよう。帰るって選択肢にないよね、と思っていると「館内にいる模様です、このフロアにいないとなると、2階か3階かと」とのこと。でも2階はエアコン効いてないらしいし、とぞろぞろ向かってシートを探していると、何でここにいるんだよ、おいこら。3人とも確保時の奴さんの撮影をし、起こす。「いい加減にしろ!」と引率の先生として怒りつつ、事情聴取をしたところ、我々はまだ信頼関係の構築の途上にいることを実感。教育的指導が足りなかったのも、報連相ができていなかったのも事実。詳報は団員のレポートを読んでみてほしい。

メンバーが揃ったことに、安堵の涙。泣き笑いだけど。もう、馬鹿やろうばっかりだ。

さて、揃って記念撮影をし、お腹すいたねということで海老名サービスエリアにイン。ここっが「私はフレンチトーストとエッグベネディクト食べるから」と言い出すので民度合戦が再燃し「食べたことないくせに!」「じゃあアンタ絶対食べるなよ!」と一悶着。実際に店頭に立つと、どうやら有名店らしくとても美味しそう。「ここっさん、さっきはすみませんでした、フレンチトースト食べてもいいでしょうか」と肉まんと頭を下げ、許しを得て実食。とても美味しかった。ここっさんありがとうございました。

お土産は、たぬきむすびの素、ビールは肉まんからの家人への貢物。ほかにも肉まんから京都・名古屋のお土産。自分用にしきじ短パン、家人に要らないといわれる事を予想しM寸を購入し想定通りの展開。ここっからの銭湯回数券の餞別。そしてしきじの薬湯と薬湯を浸したタオルを。家人には薬湯は臭いから捨てるからな!と言われたが今のところ死守している。

以上!

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