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品川区 高松湯

2021.7.2.

「祐天寺」の「大塚湯」から、油面商店街を抜け、目黒方向に30分ほどてくてく歩く。
せっかく汗を流したのだけれど、これだけ湿度があると、移動中に再度汗だくに。今週は雨続きではランニングも捗らず、もう、歩くしかない。

「目黒」駅での街頭演説をチラ見しつつ、間もなく到着。
こ、こんなところに銭湯があったんだ!というようなロケーション。
台湾に旅行に行く際にビザを発行してもらった領事館や、都立庭園美術館の手前、という場所柄、ニーズはどうなのだろう。学校も多そうではないし、マンションにはほぼお風呂もついているだろう。よっぽどいいサウナとか、変わり湯などが無いときついのかな・・と思いつつ、入店。

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番台のおじいさんに、例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取を。
現在は三代目で、初代は東京ご出身で、この付近で材木屋を行っていたのだそう。江東区や江戸川区では多い業態だが、材木ということは、この辺りにも川があり、河川運航を行っていたのだろうか。

脱衣所では、マッサージチェアで揉まれながら爆睡のお母さんなどを横眼で眺めつつ、さっと浴場へ。
正面には、欧州の山と水辺のモザイクタイル絵で、結構見ごたえがある。レトロな光景で、目黒にいるということをすっかり忘れてしまう。手前にカランが並び、湯船は左のジェットバス二席と右の深熱湯とシンプルなレイアウト。外国人のお客さんもお一人、のびのびと楽しんでいるし、その方をじーっと見ているお客さんもいたり、下町の風景のようにも思える。

ささっと江戸っ子スタイルでお湯に浸かり、カランのお水をかぶり温冷交代浴を。梅雨が早く終わって、夏らしい日になってほしいね。

お遍路番号 品川 1
住所 〒141-0021
品川区上大崎3−5−4
電話番号 03-3441-8602
ホームページ
アクセス 山手線「目黒」駅東口 徒歩3分
休日 月曜
営業時間 16:00−23:00

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