見出し画像

板橋区 光徳湯

2021.2.27.

今日の二軒目は、区を跨ぎます。
地図アプリで近くの銭湯を探すと、区内に限らず、隣接区でも歩ける範囲があるので、チェックしがいがあるのね。

「北町浴場」から北西に向かって、約10分。
かわいい看板を超えて線路の向こうへ。

画像1

これ、タヌキだよね。何かのキャラクターなのだろうか。知らんけど。

画像2

てくてく歩くと、もう間もなく到着。炭酸泉が売りの模様。
おお、自社ビルでもありますね、流石!

画像3

例によって回数券でお支払いと思ったが、回数券だと割高になるそうで、700円で手を打ち、タオルを一枚とサウナキーをお借りする。
「サウナではマットを敷いてね」と教えていただく。
スタンプをいただきつつお話を伺うと、こちらは現在二代目、姉妹店はないそうだ。先代の大女将がお掃除をしながら、地元農家で兼業で銭湯をはじめ、建てて直後の6年はどなたかに貸していたのだと教えてくれた。
大女将は「私はバッチなの」と仰って、何の意味かと尋ねたら「末っ子」という意味のようで、とっても元気で、こちらもパワーをいただけそうだ。

浴場にはペンキ絵はなく、手前に立ちシャワー、カランが並び、湯船は男湯との境の壁に沿っている。湯船は手前から、足湯、電気風呂、寝風呂二席、座風呂二席、エステジェット二席、炭酸泉、水風呂、塩サウナ、立ちシャワーのレイアウトだ。
寝風呂がローリングバスという名前で、ボタンを押すと押さえ込まれる強さ。これは堪らん。電気は直角挟み方式、30cmの距離では全く電力を感じないので、結構弱めかな。

サウナは、フロントで塩も買えるようで、持ち込んだ塩でマッサージしながら入るのもいい模様。テレビは音声のみで、ちょうど大坂なおみさんの取材番組だったようで、英会話のレッスンになった。時計が壊れていることに加え、テレビの映像も流れないので、全ては私のイマジネーション次第。大坂なおみの英語は聞きやすいね。
さて、サウナで使うマットだが、マットはサウナの中。これ、本当にフロントでの言いつけを守った方がいい。マットを敷かないと、お尻と腿裏と膝裏が大変なことになるから。実のところ、マットを敷いても尚熱い有様なのだ。持ち込みのサウナマットやハットなどでおしゃれに過ごすなんて、否。嘘だと思ったら、直に座ってみてほしい。

こちらの売りは炭酸泉のようで、私の滞在した土曜日17時台には常連軍団の三名がおしゃべりしっぱなしで一時間入り浸っていた。相当の圧をかけたつもりだが詰めてくれないしお口チャックもしてくれない。医療崩壊やワクチン、マスクなど、テレビのない生活ならばお役立ち情報ではありつつもだけれど、お風呂の中でわざわざ聞きたかないなあ。

イラついても尚、端っこでも尚、気持ちよかった。
都内で一番いい炭酸泉ではなかろうか。水風呂も深く、総じると気持ちのよいお風呂でした。

フロントまわりも、雑多な雰囲気がいいね。

画像4

お遍路番号 板橋 33
住所 〒175-0083
板橋区徳丸3−11−16
電話番号 03-3933-8740
ホームページ
アクセス 東武東上線「東武練馬」駅 徒歩6分
休日 不定休
営業時間 15:00−23:30
日曜は8:30から営業

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?