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葛飾区 金町湯

2021.11.2.

今日は出勤日だったのと、明日は祝日!
となればちょいと遠出してもかまへんかまへん、銭湯にゴーウ。

こちらは今年9月10日にリノベーションしてリニューアルオープンしたばかり。サウナが男女入れ替え制のため、せっかくならサウナ利用可能な日を・・と訪問あぐねていたのでした。
はじめて降りる、「金町」駅南口を右手へずっと行くと、忘れた頃に到着。

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アロマサウナかあ、オレンジ&ハーブの香りなのね。

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ちなみに日程はこのように金曜日に入れ替わり制です。

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おお、番台に置かれたゆっぽくん!

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プロフェッショナルの取材記事もどうぞ。

フロントのお若いご夫婦に、例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取。

初代は新潟県ご出身のひいおじいさんで、近隣に「永久湯」という銭湯もお持ちだったそうだが、今はマンションになっており、サイトも参考にさせていただくと、こちらの創業は昭和18年、今の外観は32年に、そして今回のリノベーションに至るのだそう。今回「ニューレトロ」のコンセプトのもと手を加えたのは、水風呂の新設、サウナ。こちらは現在三、四代目で経営中。立派な宮造りの外観や格天井を残しつつ、脱衣所と浴場を全面改装している。ゆっぽくんの居たところ、日本初のオブジェとして入り口に番台を保存し、坪庭、柱時計、真新しいペンキ絵と、古き良きものたち。その一方で、香りがするらしいサ室、シャワー下の奥行きがなく場所取りをしにくいカラン、浴場でも外気浴でも選べる休憩スペースと、ここ数年ニーズが高まった設備とが同居している。
サウナは片方にのみ設置されていて、サウナがない方には、私が愛してやまない足踏み石や坪庭があるそうだ。

ちなみにペンキ絵は青、赤の富士山を中島盛夫氏、その正面には田中みずきさんの二種の富士山が天高くに並び、見応えあるよ。
手前にカラン、左手にサウナ、立ちシャワー二基、浴槽は左から円形ジェット、バイブラ、水風呂のレイアウト。
カランはシャワーやや高めなので、汗を流す際も座らなくても大丈夫。参考までに、我が家の家人は最近また背が伸びてよりビッグになったので話にならないだろう。

サ室は座面は打ちっぱなしに近い石材に、汗を吸収しない材質の簀が置かれている。熱すぎず、湿度たっぷりでじわじわ発汗。30代の利用者が多く静かすぎるほどのマナーのよさだが、お一人汗流しなしの水風呂利用者がいたので強い眼差しでビビビを一方通行。そうそう、今日の香り、オレンジ&ハーブはほぼ感じられず。でも真新しい木の香りが心地いい。

水風呂は一番奥なのだけれど、深くて冷たくて気持ちいい!
そして、脱衣所を通って向かう外気浴もいいね。

それはそうと、余計なお世話だけれど、かつての常連さんと思しき方々がいらっしゃらない。その方たちはどちらに行かれたのだろう。

お風呂上りには三代目の女将さんに交代されていたよう。しかし、四代目、相当お若くて、事情聴取の際に「廃業する銭湯も多い中、なんで継ぐことを決めたんですか?」と聞くとご主人が「いやあ、なんか、やる気になっちゃったんですよね」とのこと。いいね、うれしいよ、有難う!お礼を伝えさせてもらった。

くいしんぼ情報。
お向かいのお店、フォカッチャサンドのテイクアウトが美味しい!

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サウナ温度 89℃
水風呂温度 21℃

お遍路番号 葛飾 32
住所 〒125-0042
葛飾区金町5−14−9
電話番号 03-6326-3805
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アクセス 常磐線「金町」駅南口より徒歩7分
休日 木曜、第4金曜
営業時間 15:30−22:30

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