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板橋区 第二冨士見湯

2021.9.19.

今日もハシゴにゴーウ!
屋号の似ている「第二冨士の湯」から1㎞ほどてくてく。

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フロントの女将さんに、例によって回数券とサウナ代200円をお支払いしつつ、バスタオルをお借りしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取開始。お話を伺った女将さんが三代目で、初代も都内のご出身。
屋号に「第二」とつくが、区内の同屋号銭湯との区別のためだそう。なお、ご家族で区内中丸町、豊島区でも銭湯経営をされていたそうだが、いずれも廃業とのこと。

女将さんと、おひとり暮らしの60代と思しき男性客の会話が聞こえたのだが、お客さんは今晩、ひとりすき焼きの予定で、具はほうれん草を入れるのだとか。高校時代、友人宅で同級生4人で集まり、「しゃぶしゃぶの肉は牛か豚か」議論で友人二人が取っ組み合いの喧嘩になり、お玉が宙を飛ぶという惨事に発展したのを思い出した。地域によるのでしょうが、どちらも美味しいよね。当時も私は「どっちも美味しいんだからいいじゃん!」と喧嘩を収めたのだった。

脱衣所では、常連さんたちが「明日は〇〇さんでおまんじゅうがもらえるわね」と敬老の日トーク。近くの和菓子屋さんが該当年齢の皆さんに紅白饅頭を配布するというチラシを投函していたそうで、それを知らない別の方が「おまんじゅう、そんなにほしいの?」と聞くと「いや、なんとなくもらっちゃう、うふふ」と笑う。惰性でもらわれる紅白饅頭。来世になりたくないものの一つだ。

浴場は、タイルに薄い絵が描かれており、手前にカランと立ちシャワー二基、湯船は左から座風呂四席、バイブラ湯、水風呂、サウナのレイアウト。
二軒目なので軽く頭、身体を濯いで、まずはジェットに。おお、なかなか当たりがいいわね。

ふと見ると、サウナは足拭きが挟まっている。中にはおひとりさま。失礼し、二段目奥に。借りたバスタオルの長さが短く、胸まで隠すとお尻が出る寸法。座面は熱くはないが、毳立ちがあるので、どう巻くか思慮されたい。演歌オンリーのサ音。「与作」「アンコ椿は恋の花」くらいしかわからなかったが、演歌だろうということは私のようなものでもかろうじてわかる有線の選局。
常連さんはタオル、フレッサー、そしてタワシを乾燥中。「タ、タワシ?」と聞いてみると、一度これを使うと手放せないのだそう。アカスリの後のように、汗が噴出するのだとか。
それはそうと、不思議なことに、マットが挟まっていた時の方が、密閉空間よりも4度ほど室温が高いのはこれいかに。常連さんに感謝したい。他にも桶に水を張って持ち込んでいたり、カサイさんスタイルを決め込んだり、自由なスタイルは憧れる。

混み合っていないけれど、自由形を楽しむ常連さんとの出会いに感謝。いいお湯でした。

歩いた距離 1km
サウナ温度 88℃
水風呂温度 24℃

お遍路番号 板橋 11
住所 〒173-0034
板橋区幸町20−5
電話番号 03-3955-5622
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アクセス 東武東上線「大山」駅 徒歩7分
休日 土曜
営業時間 16:00−24:00 ※日曜、祝日は15時から営業

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