調布市　神代湯

2020.10.05

在宅勤務で残業を終え、と書いて、ハタ、と。なかなかワークライフバランスがとれていないなと思いつつ、仕事後に8kmランニング。ここのところ、昼間は涼しいが、夜はめっきり涼しくなった。季節の変わり目には、いつも花粉症のような症状に悩まされるのだが、既にくしゃみも時々出るようになった。ブタクサもそろそろかな、と季節の変わり目を感じている。

ランニングでも思ったように汗をかかなかったので、とりあえずシャワーを浴びて、ホーム銭湯に。自転車にまたがると、がーん。前輪がぺしゃんこじゃあないか。この間空気を入れたばかりなのにおかしいなあと思いながら、ガタンゴトンとコントみたいに自転車を転がして、神代湯近くで自転車屋さんを探す。

お風呂最寄りの柴崎駅から徒歩2分、コント自転車でも2分の距離に自転車屋さんがあるようだ。この辺かなあとGoogleマップを見ながらのそのそ歩いていると、住宅街の中に明かりのついた八百屋さんらしきがあり、おじいさんが店先を片付けていた。「すみません、この辺に自転車屋さんは・・・」と話しかけると「俺だよ！」と友近のコントのように大胆発言。え？八百屋さんじゃないの？まあいいや、とカクカクシカジカ。その場でパンクを直してもらえることになった。
おじいさんいわく、これはパンクで、1000円くらいで直せるとのこと。おしゃべりが好きそうで、個人情報などもお尋ねになるが、適宜答えつつ、30分ほどで修理してくださった。「ブドウ、買っていかない？50円」といわれて「昨日美味しいのを頂いたんで」とお断りすると「なんで」と聞かれたので、長野にサ活で訪れていたこと、そこから延長して銭湯が好きなこと、自転車が治ったら神代湯に急いでいきたいことなどを話して、やっと出発。でも、無事に直してくれた。ありがとうございました。

実はホームの神代湯には、会うと挨拶するヌシの先輩がいる。週2回ほどの通いのその方に会えるチャンスは限られているので、ぜひ今日会って長野土産を渡そう！と決めていたのだ。初めて神代湯のサウナに入ってから、4回ほどしかお会いしていないが、尊敬すべきヌシの先輩。その方に出会っていなければ、「おヌシちゃん」なんて名前の登録も考えていなかっただろう。とにかく、サ室内での過ごし方やお作法など、その方に教わったことが多かったのだ。
直接聞いていないので、ヌシ先輩がどう思っているかわからないが、いろいろな銭湯をまわってハンコらしきを集めているようだけれど、神代湯が好みでよく通っている、そんな先輩後輩の間柄だ。いらっしゃる時間もだいたい把握できたので、その時間に合わせたかったのに、残念なパンク・・・。

修理後は飛ばして神代湯に停車し、小走りでフロントへ。すると見慣れたシルエットが！サウナ―のkimo氏である。ちょっとちょっと、勝手に入店してんじゃないよ、なんてことは言わずに、ご挨拶。例によって回数券をお渡しし、大小タオルをお預かり。さささと浴場に行くと、ヌシ先輩はいない。あれ、遅くに来るのかな、もう帰っちゃったのかな、とサ室に入り「帰れマンデー見っけ隊!!」を鑑賞。回転ずしの人気ネタを当てるクイズで、ついついくら寿司に行きたくなる。
今日はお会いできなさそうだな、だったら今日は私がヌシ！ということで、露天やジャグジー、石を踏むお湯などたんまり楽しむ。途中、電気湯にもチャレンジ。電気板のちょうど間に立ち、やわやわの電力を感じてビビる。よく見かける常連さんが電気板に背中をびっしり密着させていたので、電気の強さについて聞いてみたかったが、今日はおしゃべりは封印。だって、先輩ヌシと派閥が違ったら困るし、ね。しっかり二時間、サウナも4セット、温まったつもりだけれど、汗のかきかたはここでも違う。もっとしっかりかけないかなあ。

脱衣所を出ると、またもkimo氏。かぶるねえ。長野の話をして、じゃあまた、とご挨拶。偶然てあるんだね。ホームはケだけれど、ここがあるから旅もさらに楽しいんだな。きっと。

ちなみにこちらは姉妹店などはないようです。同じ調布市内の深代湯とも関わりはないとのこと。