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板橋区 湯〜ハウス

2021.8.5.

今日もハシゴに繰り出すことに。
一軒目の「寿湯」からは徒歩13分ほどだろうか。
しっかり汗を流したのに、てくてく歩いていると間もなく汗がタラリ。
上板南口銀座を「上板橋」駅方向に戻り、商店街パトロールもさせていただく。お店がぎゅうぎゅう、ということではないけれど、魅力的な商店街だね。

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「おかずや」さんは、お弁当のほか、小分けされた総菜も多数ラインナップされていて、買わざるを得ない。サバ味噌煮が人気とのこと。

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駅の反対側に出ると、「蒙古タンメン中本」が。しばらく行っていないけれど、もう行かないかな・・。

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そう、この町は「花門」というイランご出身のマンスさんの創る爆盛料理のお店もある町。あまり気にならなかったので、ささっと銭湯に足を向ける。

人口炭酸泉、いいわねえ!

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こちらはビル型銭湯で、湯種が多いのが魅力のようだ。残念ながら、女性用サウナは休止中なのだが、先ずは入ってみよう!

フロントのお兄さんに例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取。現在は三代目で、初代は富山県ご出身とのこと。

熱い一日のため、一軒目からのウォーキングだけでももう汗だく。
ささっと着替え、お風呂に入ろう。
浴場正面のタイルにはクラシカルな飾りがあり、手前にカランが並び、左から使われなくなったサウナ、水風呂、ジェットバス、座風呂、白湯、電気風呂、寝風呂、バイブラ寝風呂、露天風呂、週替わり湯のレイアウト。今週は高濃度炭酸泉。翌週のシルク風呂と週替わりなのだそう。

露天はまるでタレルの部屋のよう。空が切り取られ、天候や昼夜によっても景色が異なる作り。そして、浴室の天井部分には気づかなかったのだが、八角形だったようだ。

ここの電気風呂は、80cm幅ほどのきっかりセンターでもややジワるので、ささっと逃げるが勝ち。
高濃度炭酸泉は、37度ほどでずーっと入っていられる心地よさ。炭酸の濃度も、かなり濃いと見た。上がるとわかるのだけれど、肌が暫くほわほわしている。私自身の経験からいわせてもらうと、江戸川区「イーストランド」にも似たような強さではないだろうか。

さて、お風呂上がりにはラムネをいただきつつ、フロントを交代されていた三代目の女将さんとおしゃべり。事情聴取を改めて試みたのだが、世田谷区「八幡湯」は現店主のおば、中野区「健康浴泉」はやや遠戚、他にも渋谷区にも姉妹店があったのだそうだ。

そして気になる、二年前に休止となった女性用サウナの理由。
故障したというのが一番の理由だそうだが、女性の利用者が1~2人だったため、採算が合わないからとのことだった。そうだよね、仕方ないよね。一方の男性は、最近は20代の新規お客さんからの電話での問い合わせも増えていて、結構潤っているようだ。
「女性サウナの利用者は少ないことも課題ですが、室内での常連さんのあり方も、女性特有ですよね」とお話すると、「そうなの、何で女性だけなんでしょうね、男性はほぼ無いのよね」と会話が弾む。
こちらでも、常連客への注意は時々されており、フロントから聞こえる会話などで、お掃除をしつつ脱衣所などをチェックされているそう。そして、そのお客さんが靴を履いたタイミングで、「これまでご利用ありがとうございました」と出禁を静かにお伝えするのだそう。お客さんによっては、数軒通ったのちに、また戻ってくることもあるそうで、その際には大人しく利用しているのだとか。

「出禁上等!」といえば思い出す、杉並区「天狗湯」。こちらでの貼紙についても、女将さんにシェア。「凄いお店ですね!かっこいい!」と感想を頂く。

また、おすすめの銭湯を聞いてみると、こちらは平成9年にリニューアルをされており、リニューアル前には研究のためにいろいろ回っていたとのこと。「最近は回っていないので、おすすめはわからないわねえ」とのこと。

ああ、本当にいい銭湯のある町。
ぜひアド街もチェックしてみてね。

空を見上げると、飛行機も度々通る。

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早く旅行にも行けるようになるといいなあ。

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お遍路番号 板橋 39
住所 〒174-0076
板橋区上板橋3−18−12
電話番号 03-3932-1856
ホームページ
アクセス 東武東上線「上板橋」駅 徒歩4分
休日 金曜
営業時間 15:00−23:30

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