見出し画像

練馬区 川場湯

2021.4.15.

仕事に業を煮やして、二軒目にもゴウ。
だったら仕事しろよ、と思われるでしょうが、はい、私も同感です。でも、こういう時って、お風呂でデトックスが必要なのよ!ということで、ゴウったら、ゴウ!

こちらは、露天風呂と炭酸泉が売りの銭湯。

画像1

練馬区の銭湯では、紅花湯というのもあるのだって。しょうぶ湯は全国的に展開されているけれど、これもいいね。

画像2

フロントの女将さんに、例によって回数券でお支払いしスタンプをいただきつつ、事情聴取。
こちらも「桑の湯」同様で、新潟県ご出身の初代が昭和33年に経営をスタートし、現在は二代目。初代の奥様の妹さんが練馬区「江古田湯」にいらっしゃるそうで、姉妹店も健在だ。昭和56年に現在のビル型銭湯に改築し、平成22年に全面リニューアルを行ったのだそう。
リニューアル時には、ご夫婦、娘さんも含めた家族で意見交換をし、タイルの色なども決めたそうだ。女湯サイドはピンクのタイルで、そして広い天井は、パステル調の紫でとてもきれい。その改装時に導入したのが、高濃度炭酸泉で、当時はそこまで多くの銭湯に導入されているわけではなかったようだ。

脱衣場は天井も広く、とってもきれい。飲み物用の保冷ボックスや綿棒が用意してあったり、浴場入り口にも荷物置きがあったりと、ユーザー視点が取り入れられている。また、コロナ前までだったのかもしれないが、「炭酸シャンプー」という女性限定で平日午後8時以降のサービスもあったようだ。お店から炭酸水入りのボトルが渡され、自分のシャンプーを混ぜて使うサービスだったようで、頭皮の汚れがよく落ち、髪の毛がサラサラになると好評だったのだとか。そして、お湯はほぼ軟水が使われているというのも、うれしい。

浴場は、ペンキ絵はなく、手前に掛け湯、立ちシャワーとカランが並び、奥にはぬるめの高濃度炭酸泉、バイブラ湯、ジェットバス一席、寝湯、そして奥には岩の組まれた半露天スペースというレイアウト。半露天では、毎日白いお湯の薬湯に入ることができるそうで、その名もユッカ濁り湯!「今日はヒノキの香り」と書いてあったので、毎日香りが違うのかもしれない。しょうぶ湯などの特別なお湯の日は、この半露天のお湯が変わるのだそうだ。

しかしここの炭酸泉は、かなりよい。ぬるくてずっと入っていられるのが炭酸泉のよさでもあるのだが、ここのは刺激もやや強く、効果が感じられるうえ、他の銭湯よりもやや温度も低いので、半永久的に浸かっていられるような気分になる。そして、岩風呂も、ホーム銭湯で入るユッカ濁り湯ともまた違い、温泉気分に浸れる。ああ、いいお湯だ。

先に、お子さんたちもリニューアル時に意見を出したと書いたが、オリジナルキャラクターの誕生がまさにそのようだ。フロントの女将さん、帰りがけには娘さんともに、お揃いのTシャツを着ていて、そこに描かれているのが娘さんと息子さんで考えた「お風呂の妖精 かわばりーぬ」なのだとか。バッグなどにも転用し、販売されている。
WEB1010の紹介記事紹介記事(マンガ)でも紹介されているのでご参考に。

お遍路番号 練馬 15
住所 〒176-0002
練馬区桜台3−15−14
電話番号 03-3991-7381
ホームページ
Twitter
アクセス 有楽町線「氷川台」駅 徒歩2分
休日 月曜
営業時間 15:00−24:00

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?