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調布市 神代湯

2020.07.10

ホームが荒らされていやしないか。外回りもよいけれど、アンタの本分はなんだい?と自問自答し、心のホーム、神代湯へ。

ヒマそうかつ、半角カナのサ活の書記スタイルに心を揺さぶられた「ここっ秘書」を誘い出す。ジムで15kg落としてから20:30インとのことで、こちとら10kmラン後20:00にイン。例によってサウナ回数券で入る。富豪の証、回数券の追加発注も欠かさない。まだ買える。

走った後の水風呂はいいわあ。しゅーっと昂ぶった心と身体とが落ち着いてゆく。しかし、秘書の来訪を横目でチェックも続行。水風呂の後の外気浴も、するりとよい風に乾かされ、目を瞑ると両側からはっぱ隊に大団扇で煽がれている。目を開けるとここは三多摩の秘宝だ。

・初対面
この人かな、という見当をサ室で一人に絞っていた。すると、その人の隣の女性にサウナハットを褒められた。「これ、700円だったんです、世田谷の銭湯で…」と答えると「え?70円?」おいばかやろう、70円なわけないだろ、どんだけ原価割れだよ、駄菓子じゃねえんだよと思っていると、「おヌシ…?」「はあ」「ここっです」のやりとりへ。ねえ、やめて。隣の人、困ってるよ。TPOだよこのやろう。とまあそんな流れで神代湯にようこそ。気に入ってくれるとよいが…と思っていたら、ハットもマットも持参して、許可なく勝手にくつろぎ始めた。悪くないだろう。

・疑惑のパック
十二分に貸し切りサ室でおしゃべりし、秘書が退室時にはお決まりのMステに合わせて「糸」他を熱唱。ちなみに本日の日替わり湯はブルターニュの塩湯。人目を忍んでチェックすると桜餅の味がした。しっかり温まり脱衣所に向かうと、秘書が丸まった耳栓みたいなものを広げ始めた。顔にのせ、はーっと放心。この人、パック再利用するんだ!と思って「なにそれ」と聞くと、100均のパックに化粧水を浸したとのこと。怪しい、実に怪しい。

・疑惑のお土産
次回はニュー椿で台湾とセットね、しきじも行こうねと契りを交わし、その証のしきじタオルをあげると、京王百貨店の紙袋をさっとこちらに。「奉納品です」。わざわざ百貨店で…悪いねえ、しかしなぜにアクティブシニア御用達の京王なんだと思いつつ中を見ると、駄菓子。「あ、これは私の」と一番高そうなポッキーの詰め合わせを抜き、呆気にとられていると、「じゃあ一本あげます」と開封して袋へ。なんなの。

回数券についても再三営業したが、落とすことはできなかったものの(営業失格)、また神代湯のファンを増やすことができた。わざわざ遠くからありがとう!以上。

サウナ:8〜10分 × 6
水風呂:1分 × 6
休憩:5分 × 6
合計:6セット

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