【廃業】豊島区 玉の湯
2020.0916
金星湯を後にし、コメント欄を見ると、呼んでもいない某四次元さんもぼんご会談に参加することになっていた。
「残念なお知らせがあります」とれさわさんに報告するも、特に何も考えていないようだ。先を急ごう。
三軒目の藤ランドに向かうも、しくじった!臨時休業!忸怩たる思いはせずに、待ち合わせのぼんごのある大塚までドピュー。
大塚駅近の金春湯に向かうも、かなり前に廃業してしまったようだ。と、残念がっていると、れさわさんが一般人のおじさんに事情聴取されている。近くの銭湯を教えてもらっているのか。どうやらそこも今月末で閉店とのこと。ということで、サウナ玉泉の隣の玉の湯へゴーウ。
もうここは30分以内に出ないと間に合わないが、あと二週間足らずで廃業となる銭湯と、おにぎり部会で合流予定のにぎりっ屁のようなおっさんたちニ名。少しくらい待たせておいても差し支えなかろう。
水族館みたいな絵柄の擦りガラス、竹のような鮮やかな色のコの字の椅子、内装はボロくないとはいえないが、まだ使えると思う。番台のお姉さん曰く「利用者の方には近くのお風呂屋さんも減って申し訳ないけれど、修繕もできないので廃業なんです」とのこと。お遍路をしてから実感したが、廃業スピードが早すぎる。未だ見ぬ銭湯に一軒でも多く出会うためにはサウリーマン☆のペースでいかないといけないのか。
それはそうと、広々マッサージ湯も、脱衣所の二台の御釜ドライヤーもすてき。閉店時に御釜一式もらえないかなと思ったが、家人に御釜の刑にかけられそうなことが容易に想像できたので、考える葦をやめた。
ぼんごに着くと、にぎりっ屁の四次元さんらしきとkimoさんが既にいる。時間厳守は加点だ。道中、急遽来襲の四次元さんへのお土産の用意はなく、本人からお土産がない限りはこちらも渡さないようにとお達しが出たことを付記しておく。例によって明太クリームチーズと、ちょっと冒険、牛すじを。特に牛すじが美味しかった。男はなめこ汁、女は豆腐汁を頼み、それぞれ実食。kimoさんは例によって一流一般人の証、筋子を頼んだのに一口もくれなかった。初対面の四次元さんは心のこもっていない美味いなあを店主の前の席で連発。れさわさんに至っては注文も実食もモタモタ。この人たちとあと何時間過ごさなければならないのか。
3軒の銭湯ハシゴと、ぼんごでお腹いっぱい、本当は早く帰りたかったけれど、家人にはお土産ぼんごを買ったし、もう少し付き合っていこう、と思ったのが運の尽き。
大塚界隈はぼんごしかしらず、食べログに頼るも特に出てこない。四次元さんの至極適当な「あの辺よさそうな店がありましたで」発言で、一同うろうろ。
適当な居酒屋さんに入り、まずは乾の杯。普通、自己紹介とかするものだと思うけれど、やっこさんたちには常識は通用しないので、一切なし。大人班は適当なおしゃべりをしつつ、唯一の子ども班の私はメニュー発注手配を。冷やしトマトだの燻製だのを適当に。お刺身の盛り合わせを頼むとついて来た生わさびを、れさわさん仕切りで擦りおろしの儀式。
大人班のペースに乱されず生ビール、ハイボールを嗜みつつ、四次元さんの角材で殴られた話と「夢〜の続きを」の掛け声、ご家族の軸点の違い、kimoさんの自宅サウナ顛末、ドコモ自転車をやたら推してくる営業員疑惑、れさわさんの坊やの未来や家族のサウナへの理解など、久しぶりに爆笑の4時間。
ちなみに、先日のコメントには書いたけれど、ふとトイレから戻りつつ客観的に先ほどまでいた席を眺めると、三人ともすごく大きな声でバカ話している大人班に、こいつら大丈夫かな、と他人ながらに心配に。といいつつ、また西東京やら下町やらに出かける約束してるんだけどね。
話は尽きないものの、四次元さんとkimoさんはカプセル泊、れさわさんと私は家人が待つ身、というわけで宴もたけなわ恒例のお土産タイム。
四次元さんからはビスコ一袋。一箱じゃないよ、一袋。
kimoさんからは横須賀のお菓子とハチマキ、湯乃泉の薬湯の素。
れさわさんからは松本土産のビスケットと帯広のバウムクーヘンみたいなお菓子。
みなさん、家人の好みなどもご配慮いただいて嬉しい限り。
この夜は、呼んでいない四次元さんにお土産も含め、ほぼ持っていかれた形なので、早くも来週に控える会談ではギャフンと言わせたい。
ちなみに、この夜は四次元さんの軽快なトークにより、一つ賢くなった。電気ストーブに水をかけると感電するという噂。本当なのかな。kimoさんにも「お家で習わなかった?」と心配そうに言われたけれど、そんなの習ったっけ?我が家の家訓は「働かざる者食うべからず」なので流派が違うのかな。例によってれさわさんは何も考えていそうになく、終始にこにこしていた。にぎりっ屁系のおっさんたちは黙らせて、もっとれさわさんのいいところを引き出そうと誓った。
帰宅は1時を回り、家人はゲキ怒り。おにぎりとお土産が、この日も味方をしてくれた。
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